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【技術】「人間の転送装置」が実現する日も近い?微生物のテレポーテーション実験が本格化、驚愕の実験内容とは?

1 :ニライカナイφ ★:2016/01/27(水) 23:27:23.82 ID:CAP_USER*.net
◆「人間の転送装置」が実現する日も近い? 微生物のテレポーテーション実験が本格化、驚愕の実験内容とは?

ケーブルも電波も使わずに量子の“もつれ”状態を利用して情報伝達を行う「量子テレポーテーション」――。
人類にとって夢のコミュニケーション手段だが、この技術を用いて我々人間のような有機生物の“中身”を
転送できる可能性が見えてきたというから驚きだ。
まさに海外ドラマ『スタートレック』で使われている“転送装置”が実現する日も近いのだろうか。

■有機生物の“中身”をテレポーテーションする

量子力学の実用化の試みは、昨今目覚しい発展を遂げている。2014年にNASAのJPL(ジェット推進研究所)、
NIST(アメリカ国立標準技術研究所)、スイス・ジュネーブ大学などの物理学者からなる研究チームが、
光ファイバーを用いてこれまでの「量子テレポーテーション」最長記録を大幅に更新する25kmの隔離に
成功したのもつかの間、2015年11月にはNTT物性科学基礎研究所の武居弘樹氏が主導する研究チームが、
およそ100kmの距離で成功し、世界記録を塗り替えた。

これまでのニュートン力学や、アインシュタインの理論による理解の範囲を超えた量子論だが、
研究と実用化の試みは着々と進められている。
その中でも、米・インディアナ州パデュー大学のトンカン・リィ教授と、
中国・清華大学のツァン・クィ・イン博士が共同で行っている実験は、ひときわ斬新で奇妙なものである。
それというのも、微生物を量子テレポーションで瞬間移動させようという前代未聞の実験なのだ。
ということは、もしこの実験が成功したとするなら、いずれ我々の肉体を瞬間移動させることができる
“転送装置”が現実のものになるかもしれないのだ。

だが気を急いてはいけないようだ。現状では有機生物の“中身”をテレポーテーションすることがまずは試みられている。
しかし、そんなことが可能なのか?

■量子的重ね合わせの状態をつくりだす

実験のカギを握るのは、テレポーテーションさせようとする有機体を、量子的重ね合わせという状態におくことである。
では、この量子的重ね合わせとはどんな状態なのか?
これを説明するためには、前世紀の初旬にまでさかのぼることになる。
それは以前トカナでも紹介しているが、オーストリア人物理学者のエルヴィン・シュレーディンガーが
1935年に行った思考実験「シュレーディンガーの猫」のことだ。

ここでは詳しい説明は避けるが、わかりやすく手短にいってしまえば、
「シュレーディンガーの猫」とは確率50%で生死の境目にいる箱の中の猫のことだ。
青酸ガスを仕掛けた箱に入れられた猫が、一定の時間が経過した後に、はたして生きているのか死んでいるのか、
当然のことながら箱を開けてみるまでわからない。
これを量子論では“観察”することで猫の生死が決定されると解釈するのだ。
つまり、開ける前の箱の中にいる猫は生きてもいるし、死んでもいるという2つの可能性が共存した存在なのである。
そしてこの状態こそが、量子的重ね合わせの状態なのだ。

リィ教授らは、有機体がテレポーテーションをするには、
まずこの量子的重ね合わせの状態にしなくてはならないと考えている。
しかし、思考実験の中の話ではなく有機体を実際に量子的重ね合わせの状態にするには、一体どうすればよいのだろうか。

■記憶などの情報が離れた有機体の間でテレポートできるようになる

リィ教授らによれば、有機体を量子的重ね合わせの状態にするには、まず冷凍状態にしなければならないという。
冷凍にすることで有機体内の化学的活動とエネルギー消費、外界との相互干渉がなくなり、いわば物質化する。
実験では、テレポーテーションさせる有機体を微生物に設定していることから、まずはこの微生物を冷凍状態にするのである。

写真:startrekstyle1.JPG「Daily Mail」より
http://tocana.jp/images/startrekstyle1.JPG

TOCANA 2016/01/25
http://tocana.jp/2016/01/post_8643_entry.html
http://tocana.jp/2016/01/post_8643_entry_2.html
http://tocana.jp/2016/01/post_8643_entry_3.html

>>2以降へ続きます。

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