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【長野バス転落事故】バス会社のずさん運行常態化 休憩「寄れそうなところ」

1 :孤高の旅人 ★:2016/01/16(土) 16:09:41.36 ID:CAP_USER*.net
バス会社のずさん運行常態化 休憩「寄れそうなところ」
2016年1月16日 14時14分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016011690141412.html

 「なぜ、事故を起こしたバスは、行程表で定められたルートとは異なるルートを
通ったのか」。長野県軽井沢町の国道バイパスからスキーツアーのバスが転落し、
乗客ら十四人が死亡した事故で、関係者の話から、ずさんな運行管理の一端が
明らかになってきた。

 ツアーを企画した旅行会社「キースツアー」(東京都渋谷区)の行程表によると、
行きは関越自動車道と上信越自動車道を通り、佐久インターチェンジ(IC、長野県)で
一般道に降りて複数のスキー場を巡るルートで、事故現場の国道は通らないことに
なっていた。

 バスを運行していた「イーエスピー」(東京都羽村市)によると、運転手からは
ルート変更の報告はなかったという。また、同社はバスに、異変時に走行データや
映像を記録するドライブレコーダーが付いていないことも明らかにした。

 同社の山本崇人営業部長は「運転手が報告せずにルート変更することは、
これまでもあった」と説明。「大幅にルートがずれていなかったり、到着時間が大きく
遅れたりしなければ報告しなくてもいいという感覚があった」として、運行管理者として
の認識の甘さを認めた。

 ただし、事故現場付近の下道は道幅が狭い上にカーブが多く、交通の難所とされて
いる。キースツアーの福田万吉社長も「今まで事故現場の下道を通る手配書はない。
危険な道を通って時間調整をすることはない」と話す。

 あえて危険なルートに変更する理由についてイーエスピー関係者は「休憩を
予定していた(東京寄りの)高坂サービスエリア(SA)は混雑するので、先の上里
SAを利用し、近くの藤岡ICで高速道路を降りて下道を走ることがある」と慣習めいた
事情を明かす。

 こうした背景を裏付けるように、乗客の男子学生は「最初に休憩は何回取りますと
アナウンスしていたのに、途中で『寄れそうな所に寄ります』と曖昧な感じに。
友人と『適当じゃね』と話してた」と証言している。

 一方で、この関係者は「事故現場付近は運転が難しいので、メーンの運転手が
運転することになっていた」とも。しかし、事故当時、ハンドルを握っていたのは、
サブの立場だった契約社員の土屋広運転手(65)。この日が入社して四回目の
運転だった。

 十五日にイーエスピーを監査した国土交通省によると、運行管理者が運転手に
運行ルートを指示する運行指示書には、途中経路が記載されていなかった。
さらに、ツアーが終わっていないのに、書類上では終業点呼がされたことになって
いた。いずれも道路運送法違反に当たる。国交省の担当者は「安全運行を
ないがしろにした重大な違反。事故直前に処分を受けていたにもかかわらず、
本気で改善しようという姿勢がうかがえない」と指摘した。

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