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【国際】死刑に電気いす…残酷か妥当か 米で論争、薬物執行が困難になり伝統的な執行方法への関心高まる

1 :すらいむ ★:2016/01/13(水) 11:13:40.61 ID:CAP_USER*.net
死刑に電気いす…残酷か妥当か 米、薬物執行が困難に

 ■痛み計り知れない/極悪犯罪の歯止め

 薬物注射による死刑執行が普及している米国で、国際的な死刑制度反対の動きを受けて
薬物の調達が困難になっていることに伴い、昔ながらの電気いすで執行しようという州が
出てきた。昨年秋には、薬物注射か電気いすか死刑囚本人が選択できる州で、あえて
電気いすによる執行を希望する死刑囚も現れ、伝統的な執行方法への関心が高まっている。
(米南部テネシー州メンフィス 黒沢潤)

 「残酷だ。高圧電流を使って体を“調理”するのが電気いすなんだぞ」。周囲を威圧する
メンフィスのマーク・ラットレル刑務所近くで、近隣住民の男性会社員、テドリック・
ワシントンさん(44)が青ざめた表情で語った。

 テネシー州では一昨年5月、ビル・ハスラム知事が電気いすによる死刑執行法に署名した。
死刑で使う薬物を入手できない場合、電気いすでの処刑を優先させる州法だ。約15年前から
死刑囚は、「比較的苦痛が少なくて“人道的”」という触れ込みの薬物注射か、電気いすの
いずれかを選択でき、ほとんどの死刑囚が薬物注射を選んできた。

 テネシー州が同法を制定した背景には、死刑制度に反対する欧州各国が薬品会社に
米国への薬物輸出を禁じ、入手が困難になっているという事情がある。州側が他の国々から
輸入しようとしても、米食品医薬品局(FDA)から許可を得るのも容易でない。

 テネシー州で最後に電気いすが使用されたのは2007年。それまで47年間使われて
いなかったが、息子3人と元妻の娘を1997年に射殺した死刑囚が薬物か電気いすかの
選択を与えられた後、電気いすを望んだ。

 「バン、という大きな音とともに死刑囚の体が暴力的なまでに宙に浮いた。手は20秒間、
肘掛けを固くつかんだまま真っ赤になった。15秒後に再びバン、という音とともに、
体が1回目より高く宙に浮いた…」

 死刑に立ち会った人物の描写について、デイビッド・レイビン弁護士は「非人間的であり、
司法制度の『尊厳』を損ねているとしか思えない」と語る。

>>2あたりに続く)

産経新聞 1月13日(水)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160113-00000083-san-n_ame

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