【正恩支配　何が起きた】前兆は日本海岸への漁船漂着…民生破綻し覚醒剤蔓延、金第１書記がすがった危うい覚醒効果 [01/10]

1 ：◆CHURa/Os2M＠ちゅら猫φ ★：2016/01/10(日) 09:27:37.72 ID:???

★【正恩支配　何が起きた】前兆は日本海岸への漁船漂着…民生破綻し覚醒剤蔓延、金第１書記がすがった危うい覚醒効果
2016.1.8 06:00

北朝鮮の若き最高指導者は新年の辞でも「人民生活向上」を誓ったはずだ。
それがなぜ、中国との関係悪化でさらなる経済苦を招くだけの核実験に踏み切ったのか。
遺体を乗せ、相次ぎ日本海岸に漂着した木造漁船にその一端を解く鍵が隠されている。（桜井紀雄）

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「水産部門から軍人や人民の生活向上の突破口を開こう」。朝鮮中央通信によると、
金正恩（キム・ジョンウン）第１書記は昨年１２月２８日、朝鮮人民軍の水産部門幹部らを前に演説し、こうはっぱをかけた。

民生向上策として、金第１書記が特に力を入れているのが、水産部門の活性化で、昨年以来、水産事業所などの視察報道が目立つ。

軍の管理の下、外貨につながるイカやタラの漁が奨励され、多くの小型漁船が冬に入る前の荒れ始めた日本海にこぎ出していった。

一方、昨年１０月以降、北海道や青森、秋田、新潟、石川、福井各県などの海岸に木造船が流れ着き、
船内や周辺で遺体が相次ぎ発見された。海上保安庁によると、船や船体の一部が２７件、計２７遺体が確認された。
船体に刻まれた軍の標識とみられるハングルと数字の表記からも、大半が北朝鮮漁船と考えられている。

http://www.sankei.com/world/news/160108/wor1601080003-n1.html
北海道に漂着した国籍不明の木造船
http://www.sankei.com/images/news/160108/wor1601080003-p1.jpg

「上からの命令による無理な出漁が招いた遭難だろう」。日韓の北朝鮮専門家の大方の見方だ。

ただ、脱北者らの間では、別の原因もささやかれている。「漁民らが集団で覚醒剤を使ったせいだ…」

漁に関係した脱北者らによると、疲労や寒さを紛らわせるため、酒瓶より携帯しやすい覚醒剤を船に持ち込む漁民が少なくないという。
２００７年、青森県に船で漂着した脱北者も「眠らないように」と覚醒剤を所持していた。

だが、乱用は中毒による急死の危険性が指摘され、覚醒剤を服用し操舵（そうだ）していた漁民が突然倒れる事態は十分考えられる。
いずれにせよ、日本に漂着する遺体の数だけみても、現場に過度の犠牲を強いる金第１書記の民生向上策は、かけ声倒れで、
もはや破綻しているといわざるを得ない。

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中朝関係者らによると、漁民遭難と聞いてすぐに乱用を連想するほど、北朝鮮国内で最近、覚醒剤の蔓延（まんえん）が深刻だという。

北朝鮮で「氷豆（ピンドゥ）」と隠語で呼ばれる覚醒剤は、金正日（ジョンイル）総書記時代に外貨を得る密輸用に
大量生産されたこともあり、製造業者は３千人を超えるといわれ、比較的安価で手に入る。

http://www.sankei.com/world/news/160108/wor1601080003-n2.html

人民武力部長だった玄永哲（ヒョン・ヨンチョル）氏の昨年４月の粛清をめぐり、行事中の「居眠り」が原因の一つとされたことに、平壌市民の間では「氷豆の過剰摂取がたたって眠気を催した」とまことしやかに伝えられている。それほど、高官にまで覚醒剤が浸透しているという。

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北朝鮮での薬物の広まりをめぐっては、覚醒剤を使った集団性行為なども指摘され、秘密警察の国家安全保衛部が
取り締まり強化に乗り出している。ただ、密売の巧妙化に加え、賄賂による摘発逃れが横行し、一掃にはほど遠い。

薬物蔓延が物語る「民心の乱れ」に対し、正恩政権は恐怖政治で臨んできた。だが、その犠牲になるのは、
高額な賄賂を払えない“善良な庶民”たちだ。

中朝関係者によると、最近、中国との国境都市、恵山（ヘサン）で幼稚園の園長夫妻らが脱北を手助けしたとして
公開処刑された。「自白を強要されたでっち上げだ」と住民らの間には処刑を行った保衛部への反感がくすぶっているという。

消息筋によると、全国に５カ所稼働が確認された政治犯収容所のうち、４カ所が拡張された。
脱北者の証言で拷問など深刻な人権侵害が国際社会に知れ渡った中東部の耀徳（ヨドク）収容所を避け、
別の収容所への移送が進められているという。国際社会の目を逃れ、恐怖政治は深化し続けている。

http://www.sankei.com/world/news/160108/wor1601080003-n3.html

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