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【社会】特攻隊員が残した長歌に曲 宮若市の夏秋充さん、古里の母思う内容に感銘 [福岡県]

1 :きゅう ★:2016/01/06(水) 13:23:16.30 ID:CAP_USER*.net
「曲が作れたのも平和のおかげ」と話す夏秋充さん
http://www.nishinippon.co.jp/import/f_chikuhou/20160106/201601060001_000.jpg

 終戦間際に特攻隊員として南の海に散った若者の長歌(ちょうか)に、
宮若市磯光の夏秋充(なつあきみつる)さん(73)が曲を付けた。
古里の母を思う内容に感銘を受け、エレクトーンの弾き語りでCDも自作した。
「今の平和が多くの犠牲の上に成り立っていることを、あらためて感じた。
興味のある人には楽譜を差し上げたい」と話している。

 特攻隊員の長歌を知ったのは昨年11月。山口県下関市在住の直木賞作家、
古川薫さんの小説「君死に給ふことなかれ 神風特攻龍虎隊」を読んだのがきっかけだった。

 木製プロペラと布張りの練習機「赤トンボ」に乗って、沖縄・宮古島から
特攻出撃した隊員たちの実話に基づく物語で、実在した隊員が遺書として残した日記に、
一編の詩ともいえる長歌が記されていた。
「茄子(なす)見れば、わが母思ほゆ。古郷にさびしく立ちて、ただ一人、鍬(くわ)にぎります」
で始まる母親を思う歌だった。

 「沖縄の島に特攻隊の基地があったことも知らなかった。万葉集のような長歌に
普通の遺書とは違う感じを受けた」と夏秋さん。
自身の母親への思いも重ねながら作曲に取り組み、1週間をかけて完成させた。
曲はハ短調の静かなメロディーで、ゆっくりとしたテンポに仕上げた。

 「戦後70年の節目に平和の尊さを感じながら作曲した。ピアノ伴奏の楽譜も
北九州市在住の専門家に作ってもらったので、いずれはソリスト(独唱者)に歌ってもらいたい」
という。

 夏秋さんは直方市出身。関東のメーカーに勤務し、40歳ごろUターン。
独学で50代半ばから作曲を始めた。
これまでに「燃えろ魁皇」「福智山讃歌」、柳原白蓮の和歌を題材にした
「わがために〜そこひなき」などを作曲している。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/216598

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