【軍艦島ほか】「慰霊」と称した「反日」活動　中韓の共闘に備えよ　“最前線”の九州・山口から [12/20]

★【歴史戦】「慰霊」と称した「反日」活動　中韓の共闘に備えよ　“最前線”の九州・山口から
2015.12.20 19:59

戦後７０年の今年、九州・山口は中国、韓国が仕掛ける「歴史戦」の最前線となった。
多くの日本人が反対しづらい「慰霊」や「供養」の美名の下、根拠のない日本の戦争犯罪を、
さまざまな施設で明記するよう求めるなど、日本の歴史を貶（おとし）める動きが各地であった。
（村上智博、奥原慎平、中村雅和）

今年７月、国連教育科学文化機関（ユネスコ）が「明治日本の産業革命遺産」を世界文化遺産に登録した。

遺産を構成する国内２３施設のうち、２１施設は九州・山口に集中する。これらの施設が標的となった。

韓国の市民団体「勤労挺身隊ハルモニと共（とも）にする市民の会」が６月初め、長崎県を訪れ、
長崎市沖の端島炭坑（通称・軍艦島）への上陸を試みた。世界遺産登録が現実味を帯びたころで、
朝鮮半島出身者が強制徴用された施設として、軍艦島などの登録反対を訴える目的だった。

同会は、「記憶する、平和な未来に」などとハングルで記した横断幕を用意し、ドキュメンタリー
映像の監督や、韓国の大手メディア記者を同行させた。朝鮮日報（電子版）によると、
軍艦島で追悼行事を予定していたという。

だが、船のトラブルで軍艦島に渡れなかった。メンバーは伊王島港ターミナル桟橋で、
施設側に許可を取ることなく朝鮮半島出身者に対する慰霊祭を執り行った。
彼らと接触した日本側団体の関係者に、警察庁が過激派と認定する団体の元メンバーが
いることも、地元の公安筋が確認している。

http://www.sankei.com/west/news/151220/wst1512200072-n1.html

明治日本の産業革命遺産をめぐっては、韓国は２３施設のうち７施設について、
「戦時中に朝鮮半島出身者が強制労働をさせられた」として登録に反発した。

高島炭坑（長崎市）もその一つだ。高島炭坑の供養塔では、韓国の大学生らが
「強制連行された韓国人の魂が眠る場所だ」と記した案内板を設置しようと市に申請した。

◇　◇　◇　

確かに、軍艦島にも高島炭坑にも朝鮮人労働者はいた。だが、徴用は国家総動員法に基づく
国民徴用令（昭和１４年）による合法的な動員だった。賃金も払われた。先に日本本土で始まり、
朝鮮半島で適用されたのは昭和１９年になってからというのが、歴史の事実だ。

「強制連行」という言葉から想起される「奴隷狩り」のようものとはまったく違う。
加えて、ユネスコへ申請した明治産業革命遺産は、明治初期から合法的な韓国併合
（明治４３＝１９１０年）前までの期間であり、徴用工とは関係ない。

韓国政府は、登録の論議に横やりを入れただけでなく、決定直後の７月７日、
韓国の外務省報道官は記者会見で、松下村塾（山口県萩市）を標的にした。

http://www.sankei.com/west/news/151220/wst1512200072-n2.html

「（松下村塾の登録決定には）問題意識を持っている。世界遺産以外の多様な次元で
対応を検討していこうと考えている」

初代韓国統監である伊藤博文元首相ゆかりの場所であることが理由とみられるが、
九州・山口の世界遺産関係者は、こうした韓国の“言いがかり”に、うんざりした。

◇　◇　◇

韓国ばかりではない。中国・南京の民間団体を名乗る「南京民間抗日戦争博物館」
の関係者が１０月末、宮崎を訪れた。

県立平和台公園にある昭和１５年建設の「平和の塔」に旧日本軍が略奪した石が
使われているとして、石の返還を求めた。

宮崎県が拒否すると、中国側は「最低でも塔から『八紘一宇』の文字を削り、
石の由来を歴史の事実に従って記載してほしい」と主張した。

南京関係者の来県に先立つ１０月９日、ユネスコは中国が申請した「南京大虐殺文書」を
世界記憶遺産に登録した。文書は公開されていないが、「大虐殺」の虚説を広め、
日本を貶める文書であることは間違いないだろう。

宮崎県の平和の塔をめぐる要求は、国際機関からお墨付きを得て「南京大虐殺」を
喧伝（けんでん）する中国政府と連動するとみられる。

中国や韓国の主張に法的根拠はない。

http://www.sankei.com/west/news/151220/wst1512200072-n3.html

(以下リンク先で読んでください)

【軍艦島ほか】「慰霊」と称した「反日」活動 中韓の共闘に備えよ “最前線”の九州・山口から [12/20]

【軍艦島ほか】「慰霊」と称した「反日」活動　中韓の共闘に備えよ　“最前線”の九州・山口から [12/20]