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【国際】安倍・モディ両首相の“相性の良さ”がアジアを動かす…海外メディアも注目する両国の急接近 [12/12]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/12/12(土) 17:10:29.34 ID:???
★日印首脳の「ロマンス」がアジアを動かす…海外メディアも注目する両国の急接近
更新日:2015年12月12日カテゴリー:政治

安倍首相は11日から13日までインドを公式訪問する。日本とインドの関係は、安倍首相とモディ首相の下で、
近年、急速な接近を見せている。両国のそのような関係をエコノミスト誌は「ロマンス」と表現しているほどだ。
日印両国がお互いを引き寄せあう理由は何か。海外メディアの分析を通して見てみよう。

◆過去の要因:歴史的不和のない良好な関係
まず、過去に要因を探ってみよう。背景的なことだが、日本とインドの間には領有権問題や歴史問題が存在しない。
エコノミスト誌や独国際公共放送ドイチェ・ヴェレ(DW)はこの点を指摘する。

日本は第2次世界大戦でインドに攻め入ることもなく、その一方、日本がインド独立運動の闘士たち、
特にスバス・チャンドラ・ボースに保護を与えたことで、多くのインド人は今でも日本を称賛している、とエコノミスト誌は語る。
友好的な国民感情の下地があったわけだ。

冷戦時にはインドは非同盟の政治姿勢を貫いたが、ソ連への傾斜があったことを同誌は指摘する。
冷戦中、日本とインドはいつの間にか離れていった。またインドが1998年に核実験を行ってからは、日本は援助の大半を中止した。
しかし現在、このことはほとんど忘れられた、と同誌は語る。

2005年にアメリカはインドと原子力協定を結ぶことを決めたが、同誌によると、これは実質上、核兵器不拡散条約
(NPT)を締約していないインドに核保有を認めるものだった。その後、日本とインドの関係も改善した。
インドとアメリカの関係はこれまでになく強固になっており、インドは「全方位同盟」の姿勢を取るようになっている、
との旨を同誌は語っている。このことも、日本とインドが接近しやすくなる下地となった可能性がある。

◆現在の要因:中国の懸念
次に、現在の要因を考えてみよう。日本とインドが共有しているもの、それは台頭する中国が、
南シナ海で人工島を建設するなど独断的な振る舞いを行っていることへの懸念である。

フィナンシャル・タイムズ紙(FT)は、日本とインドはともに、中国の台頭と、南シナ海、ヒマラヤ山脈、
そして現在はインド洋での中国の主張の強さに不安を感じている民主主義国である、と語っている。
エコノミスト誌は、中国は両国にとって最大の貿易相手国ではあるけれども、安倍首相、モディ首相とも、
中国の軍事的台頭を相殺したいと思っている、としている。

そこで、このたびの首脳会談でも、両国の防衛協力が重要な議題となる見通しだ。
具体的には、日本の飛行艇US-2のインドへの移転と、技術移転によるインド国内での製造について合意が
ありそうだと考えられている(「装備品移転協定」と「情報保護協定」)。DWは、この訪問でまとまりそうな最初の
大きな防衛協定だとしている。この飛行艇は、海上の偵察と捜索救助活動に使用されるものだという。

DWでテンプル大学ジャパンキャンパスのジェームズ・ブラウン准教授が語っているところでは、武器輸出に関する制限を
緩和した日本政府は、海外への軍事技術の販売を増やすことを熱望している。しかし日本政府の関心は経済面
だけではない。「安倍政権は中国の台頭を相殺する助けとなるかもしれない、地域の全ての国との安全保障関係の
強化に努めている」として、中国を包囲する防衛協力の狙いがあることを強調した。

◆現在の要因:首相同士の個人的相性
だが、現在、これほど日印を接近させている要因は、中国への懸念だけではなさそうだ。最近の日印関係の進展は
中国がアジアで主張を強めていることへの反応とみなしうるが、専門家らはモディ首相と安倍首相が共有する
「個人的共通点」も関係の発展に寄与しているかもしれないと主張している、とDWは伝えた。
2人の相性の良さが国同士の関係の発展に役立っている、との見方だ。 >>2へ続く

http://newsphere.jp/politics/20151212-1/
http://newsphere.jp/wp-content/uploads/2015/02/abe_modi.jpg

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