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【国際】英国下院議長に「お説教された」習主席 [10/31]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/10/31(土) 12:10:55.62 ID:???
★英国下院議長に「お説教された」習主席 --- 北村 隆司
アゴラ 10月30日(金)15時40分配信

冷え込んでいた英中関係の修復を喫緊の課題とする英国政府が、習主席の宿泊先にバッキンガム宮殿を提供し、
英国両院議会での演説に招請するなど破格の厚遇で迎えた習主席の英国公式訪問は、総額7兆円超と言う
巨額契約を結ぶ事でキャメロン政権の望む結果を生んで終った。

然し、英国が習主席歓迎一色で塗りつぶされた訳ではなく、エリザベス女王主宰の習主席歓迎公式晩餐会には、
チベット解放運動に熱心なチャールス皇太子が欠席するなど、人権や民主主義の価値を共有していない
英中両国の関係深化を懸念する声も多かった。

中でも、英国式議会民主主義の真骨頂を発揮したエピソードとして、バーカウ下院議長の上下両院議会に
於ける習主席紹介演説を挙げたい。

同じ保守党に属するとは言え、キャメロン首相のもろ手をあげた習主席歓迎姿勢に苛立ちを抑え切れずに
居たバーカウ議長は、そのキャメロン首相をはじめとする上下両院議員が見上げる中で、短い言葉で中国の
問題点を鋭く突いた「レクチャー(お説教)」で上下両院議会を開幕した。

この演説は、長い歴史を持った近代国家と言う英中両国の共通点に触れながら、習主席が内心最も触れて
欲しくないと思っていた自由と民主主義に触れ:
「本議会には、人権と自由の世界的シンボルであるミャンマーのアウン・サン・スー・チー女史も演壇に立ち、
来月は世界最大の民主国家であるインドのナレンドラ・モディ首相の演説も予定されている」とスー・チー女史を
弾圧したミヤンマー軍事政権を支持して来た中国を皮肉り、中国の敵対的ライバルで、ダライラマの亡命を
受け入れたインドを礼賛した上で、中国については「暗いと不平を言うより蝋燭に火を灯した方が良い。
(In all this, we can usefully reflect on the wise Chinese words that it is better to light a candle
than to curse the darkness)」と言う中国に古くから伝わる言葉を引用しながら「今回の本議会訪問が、
中国が強い国としてだけでなく、道徳的な指導国になる道を灯す助けとなる事を切望して止まない」と
述べて終えたものであった。

興味深い事に、英語が苦手な筈の習主席は下院議長の演説の最中も同時通訳機をつけないでいつもの
仏頂面を変えなかったが、中国語が全く出来ないキャメロン首相までが同時通訳機を使用せずに11分間
辛抱していたのは、お互い聞きたくないからそうしたのではないかと疑われるくらい不思議な現象であった。

自由奔放な発言で知られるバーカウ議長だが、英国のマスコミも「習主席は、想像もできなかったお説教で
議会に迎えられた」と報道した位だから、メンツを重んじる中国と習主席の内心は想像に余るものがある

肝心の習主席の演説への反応は「退屈で内容が無いと言う点では完璧だった」とか、「国民の手に権力が
あって法治で運営される英国のシステムと社会主義の法に基づいた中国式モデルを比較するのは滅茶苦茶だ。」
などと皮肉られ、歴史に関しても「自分たちに有利なところだけをつまみ食いしている」などと散々だった
演説内容だけでなく、シェークスピアやベーコンの引用の解釈も間違っているなどと事実の誤りまで指摘されては、
演説のゴーストライター(代筆者)は、帰国後処刑されるのでは?と余計な心配もしたくなる。

然し、東亜日報(電子版)の「習主席の屈辱、英議会演説で拍手は一度も起こらず 」と言う見出しは、
「演説中の拍手は禁止はされてはいないが控える」事が伝統とななっている英国議会のしきたりを知らない
誤った記事である。

その証拠に、異常な雰囲気で行なわれた習主席演説と熱狂的に迎えられたアンサン・スーチー女史の
演説は共に演説中の拍手はなく、違うのはスーチー女史の演説前後には総員起立して拍手が贈られた
のに比べ、習演説の前後に贈られた拍手は総員着席のままの儀礼的拍手であったことである。
>>2へ続く

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151030-00010004-agora-int

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