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【シリア空爆】オバマ米大統領が信奉する「外交と法」は、プーチン露大統領の「力と行動」にまたも太刀打ちできず…中東での影響力低下ますます [10/11]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/10/11(日) 12:01:06.06 ID:???
★【アメリカを読む】オバマ米大統領が信奉する「外交と法」は、プーチン露大統領の「力と行動」にまたも太刀打ちできず…中東での影響力低下ますます
2015.10.11 07:00

ロシアがシリア空爆に踏み切った。バラク・オバマ米大統領(54)は国連総会の演壇からシリアのバッシャール・アサド
大統領(50)が支配する体制を「管理された政権移行」に持ち込むと訴えたが、力による支配を志向するロシアの
ウラジーミル・プーチン大統領(62)にはオバマ政権の弱さの表れに映るようだ。

■開始1時間前の通告

ロシアがイラクの首都バグダッドにある米国大使館員を通じて空爆を通告したのは9月30日の開始1時間前だった。

「本日、シリア上空においてイスラム教スンニ派過激組織『イスラム国』に対する飛行任務を開始する。
任務中、米国の航空機がシリア領空の飛行を避けることを求める」

一報はただちにワシントンに届けられ、米国務省のジョン・カービー報道官は「米国をはじめとする有志連合は計画通り
イラク、シリアでの飛行任務を継続する」と発表したものの、空爆開始の確認は報道に頼るという慌ただしさだった。

空爆に先立つ28日、国連総会に合わせてニューヨークに滞在していたオバマ、プーチン両氏は首脳会談
で米軍とロシア軍が「衝突回避のための対話を行う」ことを確認していた。

ロシア軍は9月、シリア北西部ラタキア周辺に戦闘機や軍用ヘリなどを集結させ、アサド政権のシリア政府軍を
支援する姿勢を明確にしている。ロシアが米国の支援を受ける反体制派を攻撃する事態になれば、
作戦上はアサド政権と同じ「敵」ということになる。

オバマ氏としては、首脳会談を通じてイスラム国掃討作戦で米国と共同歩調を取るつもりがあるのか、
それともアサド政権の支援が主たる目的なのか、意図を探る狙いがあった。

「衝突回避のための対話」という合意で問題を先送りしたが、プーチン氏の答えは1時間前の空爆通告だった。
イスラム国ではなく反体制派が攻撃目標だったとの見方も強まっており、オバマ氏は完全に顔に泥を塗られた格好となった。

■揺れ続けた政策

オバマ氏は9月28日の国連総会での演説で、シリア情勢でも「軍事より外交」という政権の基本姿勢を強調した。

「軍事力は必要だが、シリア情勢を打開するには十分ではない。シリアの人々が平和的にともに生きられるような
合意を形成することによってのみ安定を持続させられる。内戦を終わらせるため、米国はロシアやイランを含む
いかなる国とも協力する用意がある」

オバマ氏はアサド政権を自国民に化学兵器を使用したなどとして批判し、退陣を求めたものの
「管理された政権移行」を目指すとした。一時的な政権の存続を容認したものと受け止められている。
アサド政権を支援するロシアやイランとシリア和平で協力する余地があるとの姿勢に含みを残したものだ。

米政府は今年1月、アサド氏を当事者とするロシア主導の和平協議が「有益であることを望む」
(ジョン・ケリー米国務長官)とするメッセージを送り、「一時容認」に傾いた。

一方でアサド氏を「暴君」と呼んで退陣を求めつつ、一方でその存続を容認する−。
2013年にシリア空爆を断念して以来、アサド政権の扱いをめぐって揺れ続けたオバマ政権の
姿勢がロシアに付け入る隙を与えてしまっている。 >>2へ続く

http://www.sankei.com/premium/news/151011/prm1510110004-n1.html

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/10/11(日) 12:01:12.85 ID:???
>>1より

■「力と行動の世界」こそ

プーチン氏はオバマ氏との首脳会談に先立ち、米CBSテレビのインタビューでKGB(旧ソ連国家保安委員会)
出身の素顔をうかがわせた。ウクライナでビクトル・ヤヌコビッチ前大統領(65)の政権崩壊に果たした米国の
役割を問われ、こう答えた。

「ロシアはウクライナの数千人と連絡を取っており、誰がいつどこでヤヌコビッチ氏追放に関わった人物と会ったか
正確に把握している。どのように支援し、いくら支払われたかもだ。われわれは全てを知っている」

米国が民主的な政権にこだわる隙に、危機に乗じて勢力圏を拡大する手法はシリアでも繰り返されようとしている。
ロシアがイランや、シリアのアサド政権を加えた「大連合」を形成すれば、中東における米国の影響力は大打撃を受ける。

プーチン政権に対する反体制派元指導者で元チェス世界王者のガルリ・カスパロフ氏(52)は米ウォールストリー
ト・ジャーナル紙で「オバマ氏があると信じている外交と法の世界に住みたいものだが、なお力と行動は重要だ。
シリアやイラクでは行動なしに力は持ち得ない」と批判した。(ワシントン支局 加納宏幸)

3 :名無しさん@13周年:2015/10/11(日) 16:04:59.06 ID:iDYfoJHOH
ロシアも一度滅んだ方がいいな

総レス数 3
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