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【社会】「安倍辞めろ」と叫び、気に入らない意見をブロックするSEALDs こんな反対運動では共感されないと国際NGO職員 [10/10]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/10/10(土) 18:01:53.82 ID:???
★国際NGO職員が国会前デモに参加して感じた「違和感」とは
2015.10.10 15:00

9月19日、安保関連法が参議院本会議で成立した。法案審議中の国会前では連日反対派の
デモが繰り広げられ、法案に反対する学生団体「SEALDs」の活動も注目を集めた。

そんな中、アメリカで社会変革運動に取り組んできた国際NGO職員の日本人男性も国会前
デモに参加したが、その方法に違和感を覚えたという。長年海外で市民による社会変革
運動を支援してきた男性が感じた「違和感」とは何か。その「違和感」から、日本の「市民運動」
が抱える根本的な問題が見えてきた。

■抗議活動の「対話しない姿勢」に強い違和感

神奈川県在住の国際NGO職員、鈴木洋一さん(29)は大学卒業以来、世界90カ国以上で活動する
イギリス発祥の国際NGOのスタッフとして日本やアメリカで働いてきた。途上国の貧困問題の
解決のため、学生や一般市民の署名運動や市民を巻き込むキャンペーンなどを展開。
市民運動を盛り上げることで、先進国の政府や国際機関の政策決定者に働きかけ、
政策提言や課題解決の提案を行ってきた。

「安全保障上の重要性は理解できるが、(改憲という)正しい手順を踏まない今回の法案は
許せなかった」との立場から、今回の安保関連法案には反対だった鈴木さん。自らプラカード
を作り、国会前の抗議に参加した。しかし実際に国会前の抗議に参加してみると、「憲法守れ」
というコールには賛同できても「安倍辞めろ」と言うコールには同調できず、強い違和感を覚えたという。

「安倍首相を支持している訳ではありません。でも、この法案に対する抗議で言うことでは
ないと思ったんです」。抗議参加後、鈴木さんが開いたNGOのイベントに参加した年配の男性が
「あいつら無礼だよね」とつぶやいた。この言葉に、鈴木さんは共感したという。

鈴木さんが違和感を持った理由は、国際NGOのスタッフとして多くの国の社会運動に関わるうちに、
社会変革には中道派を動かすことが不可欠だと知ったからだという。「国際協力のイベントに
参加する学生の多くが、『デモが怖い』とか『デモをして意味があるのかな』と言っている。
こうしたデモに参加しない人達に対するアプローチを考えないと、勝てるものも勝てないの
ではないか」と批判する。

「問題は、安保法案反対派が対話を求めていないところです。安倍政権が対話しない姿勢
だからといって、自分も対話しない姿勢で良いのでしょうか。そのような姿勢で、公明党
穏健派や自民党内にいる穏健派を、どのように切り崩すつもりなのだろうかと疑問に思った」

http://thepage.jp/detail/20151010-00000002-wordleaf

■「政府と話したら負け」という日本の市民運動

欧米の国際NGOによる社会変革運動と、日本の「市民運動」の大きな違いは、「政府と対話すること」
に対する態度の違いだと鈴木さんは分析する。欧米の国際NGOは「何十年もアフリカを支援して
全く貧困が改善されない状況で、問題を解決するには、政府や国際ルールを変えなくては
ならないという姿勢に変化してきた」という。

欧米の国際NGOの姿勢と日本の「市民運動」の違いは、「武器貿易条約」の成立過程によく現れた。
1990年代に入り、冷戦後の旧東側諸国から自動小銃や弾薬などが大量にアフリカなどの途上国に
流れ、紛争が多発したことを受けて、アムネスティなどの国際NGOは「コントロール・アームス
(武器管理)」というキャンペーンを展開。国際機関・各国政府に対して、武器輸出そのものを
否定するのではなく、武器輸出を管理する規制をつくることで、闇市場や人権侵害国への武器
流出を阻止するよう働きかけてきた。その20年にわたる運動の結果、2014年「武器貿易条約」が発効した。
>>2へ続く

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