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【社会】東京電力福島第一原発で1リットル当たり1,480,000ベクレルもの高濃度汚染水210リットルが漏れる

353 :名無しさん@1周年:2015/09/30(水) 13:33:39.71 ID:37lZfc2n0.net
「走る原発」エコカー: 危ない水素社会 | 版元ドットコム

なぜ燃料電池車を強力に推進するのだろうか。自動車メーカーの新しいビジネスの開拓を支援する意図もあるだろうが、別の意図に注意を向ける必要がある。
それは、燃料電池車が大量に普及し、あるいは本格的な水素社会になれぱ、その製造過程で原子力と結びつくからだ。
燃料となる水素は、高温ガス炉という新形式の原子炉で製造するプロセスが提案されている。
社会的に必需品である自動車と原子力を結びつければ、従来の電力としての需要のほかに、原子力からの脱却に抵抗する強力な手がかりとなる。
高温ガス炉の開発は、東京電力福島第一原子力発電所の事故以前から行われている。
民主党政権での第三次エネルギー基本計画(2010年6月)では高温ガス炉の項目が削除されたのに対して、自民党政権での第四次エネルギー基本計画(14年4月)では復活した。


仮に高温ガス炉が軽水炉に比べて安全性が高いとしても、原子炉を運転すれば核分裂生成物が蓄積するという関係は軽水炉と変わらない。
既存の軽水炉の使用済み燃料でさえ、処理が行き詰まっている。形状がまったく異なる高温ガス炉の使用済み燃料の処理方法は、新たに開発しなければならない。

また、高温ガス炉や「水素社会」のような調子のよい構想が本当に実現するのかという懸念もある。これには前例がある。
核燃料サイクルの構想のもとに計画された高速増殖炉(原型炉と称する「もんじゅ」)や六ヶ所再処理工場は、膨大な費用を投入しながら本格稼働の見通しが立っていない。
高温ガス炉の実験炉(茨城県大洗町)は、臨界を達成した後に各種の試験中である。
高温ガス炉や「水素社会」は、成功すれば原子力利用のさらなる拡大を意味する一方で、成功しなくても完成への幻想を掲げたまま止めるに止められない浪費が続く可能性も危惧される。

http://www.hanmoto.com/bd/isbn/978-4-86187-125-2

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