2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【社会】太鼓を叩いていた子達に「民主主義」と「民主主義の敵」を教えてあげましょう 森口朗 [09/20]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/09/20(日) 13:51:40.16 ID:???
★太鼓を叩いていた子達に「民主主義」と「民主主義の敵」を教えよう
森口朗 2015年09月19日 00:00

幼児は太鼓を叩くのが好きです。大声で奇声を発するのが好きな子もいます。
最近国会前で太鼓を叩いていた子達は幼児ではないみたいですが、
「民主主義って何だ」と奇声を発していたので、教えてあげようと思います。

皆さんのお近くにあの子達の仲間がいたら、是非教えてあげてください。

1 「民主主義」とは、意見の違う相手の立場を尊重することです。

ですから「平和安全法案」を勝手に「戦争法案」と呼ぶような人達は民主主義の敵です。

与党の人達は、万が一心の中で思っていたとしても、国会の議場で民主党や共産党、
社民党の人達を「売国奴」とは呼びませんし、山本太郎氏を「低能」とも呼びません。
少なくとも、国会は民主主義の実現を目指す場だと心得ているからです。

2 「民主主義」とは、いきなり自分の考えを押し付けるのではなく、相手との妥協点を探ることです。

ですから、国会で多数派を占める与党を基盤にする政府法案を、気に入らないからといって
妥協点を見いだす努力もせず「廃案!廃案!」と叫ぶ人達は民主主義の敵です。

与党の人達は、「次世代の党」「日本を元気にする会」「新党改革」の人達の主張を付帯決議に
取り入れるという形で妥協を図りました。これが民主主義です。また、「次世代の党」他の人達も
イデオロギーを超えて、修正案を練り上げました。これが民主主義です。

SEALDsの皆さんが「帰ったらご飯を造って待ってくれているお母さんがいる平和を守りたい」
と訴えた時に、その訴えが気に入らないと批判した上野さんとかいうおばさんがいたでしょう。
ほんのささやかな違いが許せない。そういう人が民主主義の敵です。

ちなみに、平和安全法制は、そういう皆さんが願う平和を未来に向かって守るために造られたのです。

3 「民主主義」とは、妥協点を見いだせなかった時には多数決で全体の意見を決めることです。

人間ですから、いくら話し合っても妥協点を見いだせないこともあるでしょう。
そういう時には、人の値打ちは皆平等ですから、全員が平等に同じ1票を持って
多数決で意見を決める。それが民主主義です。

100時間も話し合ったのに、暴力で多数決(国会では採決といいます)を妨害した人や、
自分達が通路を通せんぼしているのに、それを退けようとしたら「セクハラ、セクハラ」と
叫んだおばさん達がいたでしょう。あれが民主主義の敵です。

4 「民主主義」とは、多数決で決まった意見に皆が従うことです。

中東でデモをして選挙が行われた時に「アラブの春」と喜んでいた人がいたでしょう。
だけどデモによって選挙を実現した人は、自分の気に入らない選挙結果に従わず暴力で
抵抗しました。そして、今アラブ世界から大勢の難民がヨーロッパに押し寄せています。

皆さんと一緒にデモをしたおじさんおばさんが、もし「こんな国会議決に従えない」
と叫んだとしたら、その人達が民主主義の敵です。

もちろん、日本は民主主義の国であると同時に立憲主義の国でもありますから、
裁判で平和安全法制の違憲を争うことは問題ありません。しかし、万一、自己判断で
違憲だから従う必要がないと言い出したら、その人達は民主主義だけでなく立憲主義の敵でもあります。

結論:わが国では、あなた達が呼び捨てにしていた総理大臣や、その仲間達が民主主義を
体現しているのです。そして、あなた達をちやほやして、代表を国会にまで呼んでくれた
おじさん、おばさんこそが民主主義の敵です。

判ったら、もう法律は成立したのですから、明日から頑張ってお勉強をしましょうね。

http://blogos.com/article/134995/

森口朗
教育評論家。
偏差値で学力を測ることの妥当性と限界を明らかにした。紙媒体で初めてスクールカースト概念を紹介し、
それといじめの関係を解明した。近年、ネット内上で部落差別撤廃のためには部落利権を撤廃する必要があると訴えている。
著作に『日教組』(新潮新書)『いじめの構造』(新潮新書)『偏差値は子どもを救う』(草思社)等がある。

55 :名無しさん@13周年:2015/09/23(水) 10:11:49.11 ID:TcWSjG5yd
そろそろ税金不払い運動でも始めるか

総レス数 55
20 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★