2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【科学】113番目の元素、命名権めぐり海外グループと優先権争い−崩壊過程追跡で理研が先行

1 :孤高の旅人 ★:2015/08/17(月) 02:56:09.00 ID:???*.net
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720150814eabd.html

113番目の元素、命名権めぐり海外グループと優先権争い−崩壊過程追跡で理研が先行
掲載日 2015年08月14日

 「水兵リーべー僕の船・・・」というリズムを懐かしく思う人もいるかもしれない。
高校の化学で習う元素周期表の覚え方だ。この周期表の113番目にある元素の
命名権をめぐって、日本と海外のグループがそれぞれ優先権を主張している。
もし日本が命名権を取得できれば、周期表にアジア初の名前を書き加えられる
可能性がある。(冨井哲雄)

 天然に存在する元素は、周期表を順に数えて92番目のウランまで。それより番号が
大きい元素は加速器や原子炉を使い人工的に合成し検出する。今までに米国、ロシア、
ドイツがそれぞれ新元素を合成し、競い合ってきた経緯がある。
 113番目の元素に関しては、理化学研究所仁科加速器研究センター
超重元素研究グループの森田浩介グループディレクターらの研究チームが
2003年に実験を開始。04年、05年、12年と計3回同元素を検出している。
この元素を合成し検出できる確率は100兆分の3と、この実験がいかに難しいかを
物語っている。だが、米国とロシアの共同研究チームも113番目の元素の発見に
関して優先権を主張している。
 113番目の元素が本物であると認められるには、合成後の同元素の崩壊過程に
おいて、既に知られている元素になることを追跡できなければならない。だが米ロの
研究チームは元素崩壊後に既知の原子核になることを証明できていない。
理研が行った実験ではこの崩壊過程を追跡できているため、命名権の取得に対し
日本側に有利なのではないかとみられている。

総レス数 372
83 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★