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【阿比留瑠比の極言御免】河野談話こそ書き方一つで自由に解釈できる「霞が関文学」 [08/06]j

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/08/06(木) 10:02:25.60 ID:???
★【阿比留瑠比の極言御免】河野談話は「霞が関文学」
2015.8.6 07:00

河野洋平元官房長官が先月29日、名古屋市で行った講演の内容が、翌30日付の東京新聞と
朝日新聞に掲載されていた。朝日によると、河野氏は自民党が政府に対し、慰安婦問題に関する
事実誤認に基づく海外報道などに適切な反論や働きかけを求める提言をまとめたことをこう批判した。

「なぜ『申し訳ありませんでした』とできないのか。そこから新しい日本の行くべき行動を
とるのは当たり前ではないのか」

だが、提言は慰安婦問題に関して次のようにきちんと反省を示している。

「慰安所が設置され、女性を民間業者が募集し働かせたことは事実であり、
根本的に女性の人権と尊厳を著しく傷つけたという点に議論の余地はない」

それでは河野氏はどうして怒っているのか。むしろ、提言が平成5年8月の「河野談話」
発表時の河野氏自身の発言を、「重大な問題」と指摘したことが気に入らないのではないか。

河野氏はこのとき、記者の「強制連行があったとの認識か」との質問に、「そういう事実があったと。
けっこうです」と答えている。当時の政府の共通認識は「強制連行は確認できない」というもので、
河野談話自体にも「強制連行」とは一言も書かれていないにもかかわらずである。

提言は、このやりとりが「強制連行があったかのような事実に反する認識を、
韓国をはじめ世界に広める大きな原因になった」との見解を示している。

■宮沢内閣の解釈変更

これに対し、30日付東京によると、河野氏は講演でこんな反論を展開した。

「物理的ではなくても、強制的に、断ることができない状況で連れていく。
河野談話を発表した当時の記者会見では、そういう広義の強制性を含む意味で強制連行と申し上げた」

ああ、そういうことだったのかと、納得はできないものの河野氏が言いたいことは理解はできた。
当時の宮沢喜一内閣は5年3月、「強制連行」の解釈を変更しているからである。

手元の国語辞書によると、「連行」とは「人を引っ張るようにしてつれていくこと」とある。
それに「強制」が加われば、本来は物理的な拉致となる。

ところが、宮沢内閣は強制の定義について「物理的に強制を加えるのみならず、脅かして、
畏怖させて本人の自由な意思に反してある種の行為をさせた場合も含む」(3月23日の
参院予算委員会での谷野作太郎内閣外政審議室長答弁)へと無理やり広げたのだ。

■韓国の要請くみ取り

旧日本軍や官憲による強制連行の物的証拠が見つからない中で、
「何らかの形で強制を認めてほしい」との韓国の求めに応じるための涙ぐましい努力だった。

つまり河野氏は、この新たな「政府解釈」に基づき記者会見で強制連行を認めたという
ことなのだろう。そんな日本語としてもねじ曲がった内向きで姑息(こそく)な解釈はもちろん、
世界に全く通用しなかったのだが−。

そういえば河野氏は先月23日付の朝日記事では、安全保障関連法案を批判してこう語っていた。

「書き方一つで自由に解釈できる、いわゆる『霞が関文学』の法律では現場の判断を鈍らせて
かえって危険を招くこともあり得る。法解釈が都合良く縮んだり膨らんだりするのは、
よくよく注意しなければなりません」

よくも、いけしゃあしゃあといえたものだ。河野氏の辞書には「反省」の文字はないのだろう。
(論説委員兼政治部編集委員)

http://www.sankei.com/premium/news/150806/prm1508060008-n1.html

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