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【英FT紙】揺れる中国株、メディア総動員でプロパガンダ戦争 それでも投資家は納得せず、「政府が買っているうちに売れ」 [08/03]

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/08/03(月) 13:16:18.47 ID:???
>>1より

■「政府が買っているうちに売れ」

しかし、CSRCや国営メディアの使う言葉がとげとげしくなるにつれ、
投資家やアナリストはこれを信じなくなっていく。

「人民日報も新華社も、仕事だからああいうことを言っているだけ。みんなそれくらいの
ことは分かっている」。ゲイブカル・ドラゴノミクスの陳龍氏はそう言ってはばからない。
「自分のポートフォリオ運用についての決断とはまったく関係ない」

「私は、使われている言葉ではなく政府の行動に着目している。なぜなら、言葉には
意味などないからだ」。中国の証券市場の専門家、フレーザー・ハウイー氏はこう語る。

同氏は、ナショナルチームが中国の大手乳製品メーカーの株など大量の資産をこの1週間で
買い集めたことに驚いている。「政府は今や、ある乳製品メーカーの株を5%持っている。
いったい全体、どうして5%も買う必要があるのか」

中国政府にとって問題なのは、上海総合指数が4500ではなく3500近辺で推移する期間が
長くなればなるほど、投資家が今のうちに売り逃げてしまおうと考えがちになることだ。

北京を本拠地とするある投資アドバイザーは、次のような戦術を推奨しているという。
「彼らが愚かしい買いによって市場を安定させているのであれば、売るべきだ」

■当局の取り締まり:株取引を巡り航空機メーカーを調査■

株式が不法に売却された疑いがあるとして、中国の証券当局が同国最大の国有航空機
メーカーを調査している。このメーカーのトップは、中国株式市場の災難は
「悪意のある」外国人のせいだとしている。

中国航空工業集団(AVIC)の董事長、林左鳴氏は、中国株の急落は中国共産党の
弱体化を狙った外国人による「奇襲」の一環だと繰り返し発言している。

政府は7月初め、株価の下落を阻止するために、大株主による保有株売却を禁止した。
林氏はその後、市場を支えるためにAVICは株を積極的に買うと約束した。

ところが、AVICの製造子会社である上場企業の中航黒豹は上海証券取引所に提出した
文書の中で、株主2社とともに違法な株取引の疑いで証券当局の調査を受けている
ことを明らかにした。

この開示文書によると、中航黒豹の金融会社である中航資本は、調査の通知を受けた後、
総経理の楊聖軍氏を解任したという。

また上海証券取引所はこれより先に、AVICの主要株主が売却した株が5%を超えた
とする通知書を発行していたが、AVICは義務づけられている開示を行っていなかった。

調査を受けていることが明らかになる前、林氏は、AVICの行動は外国からの攻撃に
対抗する英雄的な戦いだと述べていた。

中国政府による厳格な割当制度のため、中国株式市場における外国人保有比率は3%
程度にすぎず、外国人投資家に相場を下落させる力がある公算は非常に小さい。
この件について林氏と接触してコメントを得ることはできなかった。(了)

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