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【政治】河野談話も村山談話も日韓関係を改善しなかった むしろ反日感情に火を付けた 筆坂秀世 [07/07]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/07/07(火) 10:49:26.79 ID:???
★河野談話も村山談話も日韓関係を改善しなかった
2人の「上から目線」に強い違和感
2015.7.7(火) 筆坂 秀世

このところ河野洋平元官房長官や村山富市元首相の「上から目線」の発言が止まらない。
安保法制について、3人の憲法学者が集団的自衛権の行使について、「違憲」だと発言したことや、
自民党OB議員の安保法制反対発言に勢いを得ているかのようだ。

6月9日の日本記者クラブでの対談では、1993年の「河野談話」、1995年の「村山談話」を互い
に称え合ってみせた。この中で村山氏は、「河野談話発表後、日韓関係は前進していたのに、
現政権が寝た子(韓国)を起こした」と発言したという。事実誤認も甚だしい。
民主党政権の首相だった野田佳彦前首相が、2014年8月に、自身のブログである「かわら版
」でそのことをはっきり証言している。

野田氏が2011年12月に李明博大統領(当時)と会談した際、李大統領は時間の大半を費やして
慰安婦問題の解決を求めてきたそうである。これに対して野田氏は、1965年の日韓請求権協定
によって法的には完全に決着しているという態度を貫いたそうである。その上で野田氏は、
「両国関係の悪化は残念ながら野田政権の時から始まっていました。その時、日本は右傾化
していたのでしょうか。むしろナショナリズムとポピュリズム(大衆迎合主義)を連動させる
動きが韓国側から始まったと見るべきでしょう」と言うのだ。

「河野談話」でも「村山談話」でも日韓関係が改善したことはない。

■冷戦の終結が韓国の反日の背景に

そもそも韓国が、なぜ今日のような反日国家になったのか。その背景には、冷戦の終結があった。

冷戦時代は、アメリカとソ連が厳しく対峙し、西側陣営である日本も、韓国も、東側との対決を
最大の課題としてきた。北朝鮮と対峙する韓国は、まさにその最前線に立たされてきた。
韓国が反共法によって共産主義を厳しく排撃してきたのは、その象徴である。

ところがソ連や東欧の社会主義体制が崩壊し、中国やベトナムも事実上資本主義の道を歩むようになった。
北朝鮮が存在するとはいえ、反共は国是ではなくなったのである。そこで新しいアイデンティティの
確立が必要になってきた。それがナショナリズムであり、反日ということであった。

「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産となることが決まったが、ここでも韓国は「徴用工」の
扱いを巡ってクレームをつけてきた。私は、なんでもかんでも世界遺産に登録するということに
必ずしも賛成ではない。本当に価値あるものなら、世界遺産に登録されようとされまいと日本が
独自に大切にすればよいだけのことだからだ。ただ韓国のクレームには、“ともかく日本が評価
されることにはなんでも反対する”という意思を感じてならない。

どんな談話を出そうが、韓国の反日という姿勢は変わらないであろう。
それがこの国の生き方なのである。河野氏も、村山氏も、このことが分かっていない。

■韓国の要求に屈した「河野談話」

「河野談話」は、表向きには日本政府が自主的に、独自の判断で作成されたものとなっている。
だが実際には、「河野談話」の文言について、韓国側との緊密な協議が行われていたことが明らかになっている。

内閣官房と外務省によって設置された河野談話作成過程等に関する検討チームの報告書
「慰安婦問題を巡る日韓間のやりとりの経緯 〜河野談話からアジア女性基金まで〜」(2014年6月20日)
によれば、「韓国側との調整の際に、主な論点となったのは、(1)慰安所設置に関する軍の関与、
(2)慰安婦募集の際の軍の関与、(3)慰安婦募集に際しての『強制性』の3点であった」ということである。

報告書によれば、この協議で韓国側は、(1)の慰安所の設置については、日本側は軍当局の「意向」
という表現を提示したのに対して、韓国側は軍当局の「指示」という表現を求めてきたという。
これに対して、日本側は「軍の『指示』は確認できないとしてこれを受け入れず、『要望』との
表現を提案」しているが、最終的には「要請」になっている。 >>2へ続く

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44238

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/07/07(火) 10:49:47.81 ID:???
>>1より

(2)の慰安婦募集の際の軍の関与については、「韓国側は『軍又は軍の指示を受けた業者』が
これに当たったとの文言を提案」してきたが、「日本側は、募集は、軍ではなく、軍の意向を
受けた業者が主としてこれを行ったことであるので、「軍」の募集を主体とすることは
受け入れられない、また、業者に対する「指示」は確認できない」として、「軍の『要望』を
受けた業者との表現」を提案している。これに対して韓国側は、改めて「軍の指図(さしず)」
という表現を求めてきたが、最終的には「軍の『要請』を受けた業者」ということで決着している。

(3)慰安婦募集に際しての「強制性」については、強制連行を裏づける資料は発見されなかった
にもかかわらず、韓国側の意向を受け入れ、「甘言、強圧による等本人の意思に反して集められ
た事例が数多くあり、さらに、官憲等が直接これに加担」という表現が盛り込まれることとなった。

このように韓国側の意向を大きく取り入れて、軍による強制を強く示唆する内容で作成されたのが、
「河野談話」であった。

論点となった3点を見れば明白なように、韓国側がこの問題でもっと重視してきたのが、
「軍による強制」ということであった。「河野談話」は、この核心部分で韓国側に譲歩を
行うことにより、この問題での政治決着を図ろうとしたものである。

河野氏は、談話を発表した際の記者会見で、強制連行を裏付ける資料がなかったことに関連して、
「強制ということの中には、物理的な強制もあるし、精神的な強制もある」。精神的な強制というのは、
「官憲の記録に残るというものではない部分が多い」などと述べ、強制性にダメ押しする
発言までして韓国側を喜ばせた。だがこの政治決着は、簡単に覆されることとなった。

■「補償は要求しない」の約束は破られた

この際、韓国側の“殺し文句”が、「元慰安婦への補償を要求しない」ということであった。
1993年3月13日の金泳三大統領は、「(慰安婦問題で)日本政府に物質的補償を要求しない方針であり、
補償は来年から韓国政府の予算で行う」と表明している。その後も韓国側は、金銭的な補償は
求めない方針であることを再三説明してきた。

ところが韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)などが、日本の国家補償を求めてきたために、
韓国政府の方針も覆ってしまうことになる。日本側では「女性のためのアジア平和国民基金」
(「アジア女性基金」)を立ち上げ、民間からの募金による「償い」をすることになったが、
韓国との関係では何の解決策にもならなかった。

要するに「河野談話」は、日韓関係の改善どころか「反日」の機運に火をつけただけのこと
なのである。韓国の日本大使館前やアメリカ各地に慰安婦像が建てられた。
これは未来永劫、日本を貶めようとするものである。河野氏はこれをどう思うのか。
河野氏の自宅前にも慰安婦像を建てても結構だとでもいうのだろうか。

「70年談話」に関連して、村山氏は「村山談話」の踏襲を安倍首相に迫っている。
大反対だ。「村山談話」というのは、要するにポツダム宣言をなぞっただけのものである。

そのポツダム宣言には、戦前の日本政府が「日本国民ヲ欺瞞シ之ヲシテ世界征服ノ挙ニ出ツルノ
過誤ヲ犯サシメタル者」として断罪されている。そして「米国の初期の対日方針」(1945年9月6日)
という占領方針では、「日本国ガ再ビ米国ノ脅威トナリ又ハ世界ノ平和及安全ノ脅威トナラザル
コトヲ確実ニスルコト」とある。国連憲章にあるようにドイツ、イタリア、日本は「旧敵国」
扱いとされてきた。これを確実にするためになされたのが、国会主権も、国民主権もなかった
時代に制定された現憲法であり、第9条2項である。これが「ポツダム体制」である。

だが、1951年9月のサンフランシスコ平和条約の締結、翌年4月の発効によって、日本は主権を回復した。
実質的に旧敵国ではなく、西側の一員となったのである。これは「ポツダム体制」からの脱却を
図ったものである。これが「サンフランシスコ体制」と呼ばれてきたものである。この体制の下で
日本は、アジアや世界の平和に貢献してきた。

いま、戦後70年の節目に出す談話であるなら、「サンフランシスコ体制」下でのこれまでの日本の
平和国家としての歩みや今後の日本の進むべき道を指し示すことこそ重要なのである。
それは中国と韓国を除く、アジア諸国の期待でもある。(了)

3 :名無しさん@13周年:2015/07/07(火) 12:23:36.48 ID:SlrmIzCxJ
筆坂さんまでの世代の左翼はむしろ朝鮮嫌いだったからな
日韓基本条約のときは社会党や共産党が先頭に立って
朝鮮人になめられるなと叫んで反対していたからな。

4 :名無しさん@13周年:2015/07/07(火) 15:47:11.04 ID:fadJfBNxe
次は、

徴税 → 強制的に財産を没収された

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