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【朝日新聞研究】ロシアと中国を批判しても重要な歴史的事実に言及していない朝日 [07/05]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/07/05(日) 14:21:09.14 ID:???
★【朝日新聞研究】ロシアと中国を批判しても重要な歴史的事実に言及していない朝日
2015.07.04

5月9日、モスクワで対独戦勝70周年を記念する式典と軍事パレードが行われた。
この式典には、中国の習近平国家主席は出席したが、10年前と違って、
ウクライナ問題により、欧米各国の首脳は参加せず、安倍晋三首相も見合わせた。

この式典について、朝日新聞は翌10日、「対独戦勝70年 ロシアこそ歴史に目を」
という社説を掲載している。これは朝日新聞としては珍しく、ロシアと中国を厳しく批判したものである。

プーチン大統領と習主席は、「ナチズムや軍国主義の復活、歴史の見直しを許さないとの
立場を強調した」が、「しかし、いまの世界を見渡せば、秩序の安定を脅かしていると
みられているのは、そのロシアと中国であるのは明らかだ」「このまま周辺国に対し
力まかせの行動を取り続けるなら、法による支配と民主主義からなる戦後秩序を壊そうと
する勢力とみるほかない」と記している。

世界の現実は、朝日新聞ですら、こう言わざるを得なくなったのである。

また、同社説は「ロシアの前身ソ連は、2千万以上の犠牲者を出しつつ、ナチス・ドイツの
打倒に大きく貢献した。だが、戦後は一党独裁の社会主義を東欧諸国などに押しつけて政治や
経済を停滞させ、東西冷戦も招いた。冷戦後、ロシアは一時、米欧との協調に動いたが、
プーチン氏のもとでソ連型政策への後退が進んでいる」とした。

続けて、「対照的なのが、敗戦後70年のドイツの歩みだ。ナチズムと完全に決別し、
民主主義と市場経済の先導役に生まれ変わった。各地で平和と安定のために努める姿勢は
高く評価されている。プーチン氏にいま必要なのは、歴史を直視し、ドイツに学ぶことである」とした。

ただし、この社説は、極めて重要な歴史的事実に言及していない。
それは、第2次世界大戦における、ソ連とナチス・ドイツとの真実の関係である。

両国は1939年8月、「独ソ不可侵条約」を結び、9月に大戦が勃発すると秘密協定により
東西から東欧を侵略した。日本はドイツと軍事同盟を結んだが、ソ連とナチス・ドイツは実際の
侵略行動において、完全な共犯関係にあったのである。

41年6月に、ナチス・ドイツがソ連を攻撃して独ソ戦争が始まるが、ロシアで「大祖国戦争」
と言っているのは、これ以後のことだけである。つまり、ソ連はナチス・ドイツの強大化に、
偉大な貢献をしているわけである。

そして、ヒトラーはヴェルサイユ体制の破壊に失敗したが、スターリンは見事に成功した。

現在のロシアをこれだけ批判するなら、朝日新聞は第2次大戦におけるソ連の犯罪にも
言及すべきである。さらに、ロシアに対してドイツに学べと言うなら、中国に対しては
日本に学べと言わなければならない。

■酒井信彦(さかい・のぶひこ) 元東京大学教授。1943年、神奈川県生まれ。
70年3月、東大大学院人文科学研究科修士課程修了。同年4月、東大史料編纂所に勤務し、
「大日本史料」(11編・10編)の編纂に従事する一方、アジアの民族問題などを中心に研究する。
2006年3月、定年退職。現在、夕刊紙や月刊誌で記事やコラムを執筆する。
著書に「虐日偽善に狂う朝日新聞」(日新報道)など。

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150704/dms1507041530005-n1.htm

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