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【国際】「国全体がネズミ講」EU揺るがす“ギリシャ病”に見る日本の優位性 欧州階級社会が抱える病巣とは [07/01]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/07/01(水) 15:58:46.83 ID:???
★【日本千思万考】「国全体がネズミ講」EU揺るがす“ギリシャ病”に見る日本の優位性 欧州階級社会が抱える病巣とは
2015.1.14 15:00

■“独り勝ち”ドイツの苦境

年明け早々から、ギリシャの政治危機を端緒に、欧州経済の構造的な弱点が
複雑且つ多重的なデフレ危機を懸念させる様相を呈しております。底流には、
EU圏・金融機関の脆さと製造業全般の競争力欠如があり、ユーロ圏を
引っ張ってきた仏独が相次いで低迷し始めるや圏内各国の経済政策の対立が続発し、
それに輪をかけたのが原油価格とロシア通貨の急落ではないでしょうか。
欧州発の諸情報から見えてくるのは、EUがギリシャ、イタリア、スペイン、
ポルトガルなどの財政赤字や苦境を包み隠してきたのではないかという疑念です。
ここへきて、独り勝ちだったドイツが、自国経済の昨年秋ごろからの苦境
(製造、金融両業界とも下降)から、中銀ECBや仏伊などとの対立を
強めているようです。

そんな中、ギリシャで今月25日に行われる総選挙が世界の注目を浴びています。
ギリシャでは、国民に痛みを強いる財政緊縮に反対する新興左翼政党「ポデモス」
が急伸。もし、ポデモスが総選挙で勝つようなことになれば、EU各国の
ポピュリズム(大衆迎合主義)政党にも勢いを与えるのは必至で、欧州の
政治・経済リスクを高めかねないからです。敢えていうならば、2009年の
過剰債務は、2012年における緊縮財政で「臭いものに蓋」をした“
対外的な見せかけ”だけで、その後も債務のGDP比は、さらにうず高く
積みあがっているようで、この辺は伊・西・ポルトガルに加えて、
フランスにも共通の難題なのです。

■借金し放題? 渡りに船の“裏口入学”

ところで、“ギリシャ病”は、今に始まったわけではなく、ギリシャはユーロ
加盟前から数年ごとに、デフォルトを繰り返していた万年財政赤字国でした。
もともと、この国全体がネズミ講だといわれ、負債イコール収入と考える
ような国柄と、働かない国民性は近隣諸国も熟知していたはずでした。

それでも、ギリシャをEUの一員に加えなければならない事情があったのです。
1980年前後の欧州政経リーダーたちが羨望したのは、当時世界経済を
リードしていた米日二強で、それぞれが巨大な自国経済域を生かすドル・円
という強力な固有通貨を保持していたのに比べ、バラバラな通貨を持ち小市場を
競い合う欧州経済の低迷打開には、共通通貨ユーロと市場共有しかないと
焦ったようでした。

そもそも「初めにユーロ有りき」からスタートしたEUの加盟条件
(財政赤字3%以下、政府債務60%以内など厳しいハードル)を、
はなから落ちこぼれていたギリシャがクリアできたのは、粉飾決算による
“裏口入学”だったとささやかれていたのです。当時のEU推進派リーダー
だったコール(独)、ミッテラン(仏)こそ、喚問されるべきだと思われます。

ギリシャのほかにも南欧諸国は、それまで、自国の破綻財政を立て直すには、
10〜20%もの高金利を支払わねば借金できなかったのが、ユーロに加盟
すれば3〜4%の低金利で借金できるようになったのですから、甘い汁に
群がる国々に取っては、渡りに船でした。ひょっとして、困ったらドンドン
借り増しを続け、行き詰まったら踏み倒してもやむなし、とまで考えて
いたかも知れません。 >>2へ続く

http://www.sankei.com/west/news/150114/wst1501140001-n1.html

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