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【国際】「尖閣は中国の領土」主張の杜撰 古い欧州の航路説明本もとに喧伝…専門家「解釈ねじ曲げ

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/06/24(水) 22:30:52.11 ID:???
★「尖閣は中国の領土」主張の杜撰 古い欧州の航路説明本もとに喧伝…専門家「解釈ねじ曲げ」
2015.1.29 08:21

中国政府が開設した尖閣諸島(沖縄県石垣市)に関するサイトで、取り上げた
資料の解釈に多くの誤りがあると、日本の専門家から指摘の声が上がっている。
領有権の根拠とする文献資料を掲載するが、18〜19世紀に発行された欧州の
単なる航海情報誌を取り上げるなど、杜撰(ずさん)な点が目立つ。専門家は
「資料の解釈をねじ曲げてでも、国際世論に訴えようとするプロパガンダ
(政治宣伝活動)サイトだ」と批判する。(九州総局 奥原慎平)

“笑えるレベル”だか、世界を信じさす恐れ…日英仏独そしてアラビア語に翻訳

サイト「釣魚島(尖閣諸島の中国名)−中国固有の領土」は昨年12月30日、
中国国家海洋局が開設した。

「歴史事実と国際的法理を踏みにじる(日本の)行為を打ち負かす自信と能力がある」
など過激な文句とともに、中国側の主張を裏付けるとする古地図や文献、国内外の
論文リストを掲載する。

だが、日本の尖閣研究家は、このサイトで紹介された2冊の欧州の本に着目する。
19世紀に英国で発刊された「経緯度表」(Jパーディ著)と、18世紀にポルトガル
で発刊された「航海術教本」(Mピメンテル著)だ。どちらも航海士育成などの目的で、
東アジアの航路について説明した書物だとみられる。

「経緯度表」には、島名が羅列された一覧表があり、「台湾」の直後に尖閣諸島と
思われる島の名前が並ぶ。中国側は、釣魚島は台湾の一部であり台湾とともに
中国に属する、と主張する。日清戦争後の下関条約(1895年)で台湾を日本に
割譲したが、昭和27年の条約失効により、台湾と、その一部である釣魚島の
領有権も中国側に戻ったという理屈だ。

だが、尖閣問題に詳しい長崎純心大の石井望准教授(尖閣史)は「『台湾の次に
釣魚島に行った』という航海記録を参考に記述したに過ぎない」と分析する。

「航海術教本」も精査すると、日本の欄に赤道直下の島が含まれたり、台湾の欄に
フィリピン・ルソン島が記載されるなど、島の帰属を表したといえない記述が多い。

中国側の主張に対し、日本政府は「尖閣には領土問題は存在しない」との立場をとる。
今回のサイトについても外務省中国・モンゴル第1課の担当者は「(領土問題は存在
しないという)わが国の立場は揺らがない。中国の独自の主張にも外交ルートを通じて、
しかるべく対応をとった」とする。

だが、筑波大名誉教授、尾崎重義氏(国際法)は「中国側は法律家や歴史家から
みると根拠になりえない資料も、精査もせずにアピール材料として出してくる。
稚拙な解釈でも資料が増えれば、海外の世論に誤解を招きかねない。日本も政府、
学者、マスコミを含め総力戦で反論せねばならない」と懸念を表明した。

中国政府のプロパガンダサイトは今後、日本語、英語、フランス語、ドイツ語、
アラビア語にも翻訳される見通しだという。 >>2へ続く

http://www.sankei.com/west/news/150129/wst1501290016-n1.html

中国国家海洋局が開設した尖閣諸島のサイト
http://www.sankei.com/images/news/150129/wst1501290016-p1.jpg

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