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【政治】財政論争の裏には財務相争い 稲田氏は「経済第一主義」に変われるか [06/24]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/06/24(水) 17:32:02.30 ID:???
★財政論争の裏には財務相争い 稲田氏は「経済第一主義」に変われるか

自民党の財政再建に関する特命委員会は、財政再建策として、2018年度の歳出額に
上限を設けることなどを提言した。政府側は難色を示しているようだが、歳出額に上
限を設けることが財政再建につながるのだろうか。

今回、稲田朋美政調会長が自民党側で奮闘した。稲田氏は、「不確実な税収増の議論や、
歳出抑制の先送りの議論は政府・与党の責任放棄として国民や市場からの信頼を失う」
と言い、「当てにならない成長を当てにして雨ごいし、基礎的財政収支(プライマリー
バランス)黒字を達成させるという話ではなく、きちんと道筋を立てていくのが
私たちの責任」と政府の経済財政諮問会議を批判した。

筆者から見れば、経済財政諮問会議はGDPデフレータや税収弾性値について不自然な
前提があり、そのうえで増税が必要だと主張しているので問題なのだが、稲田氏は
まったく逆の立場から諮問会議を批判しているわけだ。

この稲田氏の行動の背景には、次期財務相ポストの争いがあると政界筋では見ている。
財政再建で社会保障費削減など歳出改革の憎まれ役に徹し、「稲田財務相」につなげる
シナリオというのだ。

これで麻生太郎財務相の尻に火がついてきた。そのためか、「経済情勢が思わしく
なければ消費増税しない」など、正論を唱えるようになったのだ。おそらく、安倍官邸は、
麻生氏でも安泰ではないのだと、意図的に稲田氏の突出を許しているように思える。

ただし、これは、政治的な操縦術なので、それがそのまま政策につながるとは限らない。
稲田氏は、「経済成長なくして財政再建なし」という主張の安倍晋三首相をサポートする
甘利明経済再生担当相と、つばぜり合いをしている。

ロジックとしては、経済成長と無関係に歳出を縛るのは論理矛盾という甘利氏に軍配が
上がるが、20年度のプライマリーバランス黒字化の中間年度(18年度)に歳出目標の
設定を明記するとして、稲田氏は譲らなかった。

財務省の御用学者が稲田氏をサポートしており、今のところ財務省の思惑通りに
稲田氏は行動している。しかし、稲田氏の眼中にあるのは政治的な野心であるので、
いつ何時財務省の手の上から飛び出して行動するかは分からない。

経済に対する見方として、経済が良くなれば財政もそのうち良くなるので経済を第一に
考えるという経済主義と、経済を良くするためには財政が良くなる必要があるとして
まず財政を第一に考える財政主義がある。安倍首相は経済主義であるが、野田佳彦
前首相は財政主義だった。

失われた20年で日本経済は低迷、国内総生産(GDP)は伸びず、防衛費も
伸ばせなかった。一方で中国の軍事的台頭を許した。安全保障の観点からも
経済成長は不可欠であることを考えると、経済主義と財政主義でどちらが望ましいか、
答えは明らかだ。今、財政主義にみえる稲田氏が、経済主義になれるかどうかが
問われている。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150624/dms1506240830007-n1.htm

2 :名無しさん@13周年:2015/06/24(水) 17:49:26.66 ID:4NgSI2a4T
稲田さんは安々と財務省の傀儡にはならないだろう
成長して行って欲しい

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