【企業】伊藤忠 米シェール事業から撤退、保有株を１ドルで売却

92 ：名無しさん＠１周年：2015/06/24(水) 04:07:15.19 ID:MG6mBQwO0.net

シェールガスは決して安い化石燃料ではない。
成分は在来型の天然ガスと同じだが、掘削が困難なため天然ガスより割高だ。
しかし、米国の「シェールガス革命」の戦略推進とプロパガンダで、
シェールガス開発に多額の投資資金が流れ込み、そのバブル資金で続々とベンチャー企業が開発、
生産競争が始まり、米国の天然ガスが大幅な供給過剰となり急落、
「シェールガスは安い」という幻想とプロパガンダが広がった。
しかし実際は、大手の石油メジャーですら「生産すればするほど赤字になる」と悲鳴を上げる自転車操業状態。

2013年10月、ロイヤル・ダッチ・シェル、240億ドルを投資したがシェールガス事業が失敗に終わる。
2013年12月20日、大阪ガス、シェールガス田開発の投資総額330億円のうち290億円を特別損失計上。
英ブリティッシュ・ペトロリアムも21億ドルの評価損を計上。
シェールガス開発会社GMXリソーシズ、破産申請（負債総額：4.6億ドル、総資産額：2.8億ドル）。
などなど枚挙に遑がない。
「シェールガス革命」に多額の投資資金が入るが、しかし企業は赤字の自転車操業状態。