2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【科学】次世代ロケットH3は海外をどこまで追撃できるのか? 打ち上げ能力はH2Aの1・5倍 費用は半分 [06/10]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/06/10(水) 14:21:15.96 ID:???
★【日本の議論】次世代ロケットH3は海外をどこまで追撃できるのか? 打ち上げ能力はH2Aの1・5倍 費用は半分
2015.6.10 07:00

平成32年の実用化を目指して開発中の次世代大型ロケット「H3」(仮称)。
国産大型ロケット「H2A」の後継機となるが、打ち上げ能力は1・5倍、費用は
約半分という高性能を誇る。これまで世界最高水準の打ち上げ成功率を誇りながら、
欧州などの海外勢に市場競争で劣勢を強いられてきた日本。
この秋には、つなぎとして改良型H2Aも投入されるが、H3は大きな期待を背負っている。

◆世界市場に「切り込み」

「海外の衛星の打ち上げ経験を積むことで、世界市場に参入する基盤を強化していく」

H2Aを打ち上げている三菱重工業の幹部は3月の会見でこう力説し、世界を視野に
商業打ち上げ事業の拡大を目指す姿勢を鮮明にした。同社はカナダ企業の通信放送衛星に加え、
アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイからも地球観測衛星の打ち上げを3月に受注しており、
国際的な認知度は高まってきた。

近年の円安が追い風になっていることに加え、ライバルのロシアが大型機プロトンの
打ち上げに相次ぎ失敗していることも背景にある。H2Aは連続成功を22回に伸ばしており、
同社幹部は「予定時刻通りに正確に打ち上げていることも、信頼性の向上につながっている」と話す。

しかし、商業打ち上げの世界市場では、実績や価格面で勝る欧州の大型機アリアン5と
ロシアのプロトンが市場をほぼ二分。H2Aは24年に韓国政府の観測衛星を打ち上げただけで、
2強の壁を崩せず苦戦が続いていた。

◆H2AはH3登場までの“つなぎ”

H2Aは昨年10月以降、小惑星探査機「はやぶさ2」など4回の打ち上げを半年でこなした。
今年3月には前回の打ち上げからの間隔を53日に短縮。いずれも平成19年に打ち上げ業務を
宇宙航空研究開発機構(JAXA)から三菱重工業に移管後の最短記録だった。

また、カナダ衛星の打ち上げ時には採用しないが、衛星を分離する際の衝撃を従来の4分の1に低減し、
世界最小にする改良も進めている。

ただ、こうした取り組みは32年の実用化を目指して開発中の次世代大型機「H3」までの
“つなぎ”に過ぎない。

本命となるH3は静止トランスファー軌道への打ち上げ能力を約1・5倍の6〜7トンに高め、
衛星の大型化に対応。機体側面の固体ロケットブースターを小型機イプシロンと共通化するほか、
簡素な構造のエンジンを1段に採用したり、機体点検の自動化を進めたりして、打ち上げ費用を
H2Aの半分の50億円程度に抑えることができる。

◆改良型H2Aでひとまずしのぐ

H3までのつなぎとはいえ、それまでH2Aが果たす役割は大きい。カナダ企業から受注した
のは大型衛星で、三菱重工業にとって初の本格的な商業打ち上げとなる。市場競争力を高めた
改良型のH2Aに搭載し秋に打ち上げる。

人工衛星はロケットから分離後、燃料を使ってエンジンを動かし、自力で目的の軌道に到達する。
赤道上空の軌道を目指す通信放送衛星などの静止衛星は、発射場が低緯度で赤道に近いほど
燃料の消費が少なくて済み、その分だけ衛星の寿命が長くなる。高緯度から打ち上げると
燃料を余計に消費し、衛星を短命にしてしまうのだ。

アリアン5の発射場は赤道付近の仏領ギアナにあるのに対し、種子島宇宙センター
(鹿児島県)は北緯30度。この差は衛星の寿命で数年分にも相当してしまう。

そこでJAXAと三菱重工業は23年度にH2Aの改良に着手。2段エンジンの燃料消費を
効率化するなどの工夫により、静止軌道のすぐ近くまで長時間、飛行してから衛星を分離
できるようにした。これにより、軌道投入時の衛星側の燃料消費が大幅に減少し、
アリアン5とほぼ同水準になるという。発射場のデメリットを技術で克服するための作戦といえる。
>>2へ続く

http://www.sankei.com/premium/news/150610/prm1506100009-n1.html
次世代大型ロケット「H3」(仮称)の想像図(JAXA提供)
http://www.sankei.com/images/news/150610/prm1506100009-p1.jpg

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/06/10(水) 14:21:22.13 ID:???
>>1より

◆海外勢も次世代機で対抗

一方、外国勢も次世代機の開発を急いでいる。欧州のアリアンスペース社は大型機
アリアン6をH3とほぼ同時期に打ち上げる。製造コストの半減を掲げ、
ブースターを同社の小型機と共通化するなど、戦略には類似点も多い。
打ち上げ能力は10・5トンでH3を上回る。

4月に来日会見したステファン・イズラエル最高経営責任者(CEO)は
「競争は激化しているが、アリアンは厳しい競争を生き抜いている」と自信を示した。
5月28日にはアリアン5の連続成功を65回に伸ばし、H2Aを大きく引き離している。

5年前に登場した米スペースX社の大型機ファルコン9は低価格が売り物で、
急速に存在感を高めてきた。1段ロケットの回収試験は失敗が続いているものの、
安定して成功するようになれば低価格化がさらに可能になる。日本を含む各国に
とって大きな脅威となりそうだ。ロシアはプロトンの後継機を含む新シリーズ
「アンガラ」の開発を進めている。(了)

3 :名無しさん@13周年:2015/06/10(水) 18:23:24.34 ID:BqDAlFQEt
欠陥品にならねば良いが??

欠陥品をごまかしてうまく使う事だ、これが連続してうまくゆくとは限らない?

4 :名無しさん@13周年:2015/06/11(木) 13:52:59.96 ID:xfserAzEj
詳細は良く分からないが、現時点で打ち上げ成功確率も
9*%代と非常に高く、既に自国や世界の衛星打ち上げ用に
役立っている、H2A。

その基礎技術を元に手堅い造りと進化でペイロード搭載能力が1.5倍
コストが半分となるなら益々国際市場で有利なロケットになる事は
間違い無いだろう。JAXAでは補助ロケットを改良した個体燃料
ロケットのイプシロンの打ち上げんも成功しているが、これはまた
違う用途での利用が有望となった。着々と実績を積み増す
日本宇宙開発の将来は明るい。

http://www.isas.jaxa.jp/j/japan_s_history/satelite/index.shtml




>3
母国で打ち上げ依存で失敗故障連続など他国に迷惑ばかりかけてるろけっとに文句を言いたまえ、在テヨン君w

総レス数 4
6 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200