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【科学】<細胞の老化>原因は遺伝子の「メチル化」 筑波大など発表 「細胞の若返り」の研究に役立つ可能性

1 :ひろし ★:2015/06/09(火) 21:37:51.72 ID:???*.net
 細胞の中で酸素からエネルギーを生産するミトコンドリアは、細胞の核のDNA(デオキシリボ核酸)の
変化によって機能が落ちるとの研究成果を、筑波大などのチームが英電子版科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。
ミトコンドリアの機能低下は老化が進む一因と考えられており、今回の発見は「細胞の若返り」の研究に役立つ可能性があるという。

 ミトコンドリアの機能低下はこれまで、加齢によってミトコンドリア自体のDNAが突然変異を起こすことが原因とみられていた。
しかし、チームが胎児〜12歳、80〜97歳の2グループから提供を受けた体細胞を分析すると、ミトコンドリアDNAの突然変異に年齢による差はなかった。

 一方、高齢グループの細胞からiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作ると、エネルギーを作る機能が回復した。
iPS細胞では、細胞核の時計を胎児のような状態に巻き戻す「初期化」が起きている。
初期化してもミトコンドリアDNAの突然変異は消えないため、
機能低下は細胞核の遺伝子が「メチル化」と呼ばれる変化をしたのが原因だと結論付けた。

 さらに、機能低下した細胞にアミノ酸の一種「グリシン」を加えると、機能が一部回復することも確認された。
チームの林純一・同大特命教授(細胞生物学)は「グリシンを摂取すれば老化を遅らせることが期待できるが、
がん細胞を増やすとの報告もあり、慎重に研究を進めたい」と話す。【去石信一】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150609-00000032-mai-sctch

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