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【寺社油事件】 キリスト教関係者困惑「聖書と関係ない行為」 「聖書の意味を履き違えたものだ」と男の行為を否定 [毎日新聞]

1 :極限紳士 ★:2015/06/08(月) 22:58:08.39 ID:???*.net
<寺社油事件>キリスト教関係者困惑「聖書と関係ない行為」

毎日新聞 6月8日(月)19時21分配信

 寺社に油のような液体が相次いでかけられた事件で
千葉県内の被害に対する建造物損壊容疑で逮捕状が出された宗教団体幹部の男(52)=米国在住=が「キリストへの信仰」を掲げていたことについて、キリスト教関係者に困惑が広がっている。
寺社とも交流もある奈良や京都のキリスト教関係者は「聖書とは関係のない行為」と訴える。

 関係者などによると、男は国内で開かれたセミナーで「日本の先祖が犯した罪を油で清めました」などと語っていた。

 1887年に創立された日本聖公会奈良基督教会(奈良市)。興福寺に隣接する和風の建物で、被害を受けた東大寺や春日大社にも近い。
井田泉司祭(65)は「聖書の中に、油を人と世界を清める『聖霊』の象徴として記している箇所はある。
ただ、寺社を清めるという意味合いを持って油をかけたのであれば、聖書の意味を履き違えたものだ」と男の行為を否定する。

 井田司祭自身は普段から平和問題などを通じて寺社関係者と交流がある。
「奈良では、広島と長崎の原爆投下時間にお寺と教会で鐘を鳴らしている。教会にいて興福寺の鐘が聞こえてくると、気持ちが通っていると感じる。
友好的な関係を築き、平和のために協力していきたいと思っている」と話した。

 「日本キリスト教団」室町教会(京都市上京区)の浅野献一牧師(47)も「油で清めるなどという行為はキリスト教でも何でもない」と指摘する。
一連の行為が寺社の文化財などを狙ったとみられることに関し、「宗教間にひびが入らないようにしたい。キリスト教に偏見を持たれてしまったら困る」と懸念した。【塩路佳子、川瀬慎一朗】

 ◇「非良心的な行動。別人だと信じている」

 一方、逮捕状が出ている男の宗教活動に賛同する人も、寺社に油をかける行為には首をかしげる。
男の聖書の理解の仕方に共鳴したという山陰地方の60代の男性牧師は「油で清めるのは一概に非聖書的とは言えないと思うが、文化財にかけるのはおかしい」と話す。

 この男性は10代後半にクリスチャンになり、牧師として40年以上活動してきた。男には昨年7月に初めて会った。「まじめで柔和。優しい人」との印象を持ち
昨年末までに3回、電話で話したという。出会いを機に、男が勧める数人規模の集まりを自らの教会でも開いている。

 男性は「(男が)口を酸っぱくして言っていたことの一つに、非良心的なことは駄目だという話があった。今回の行為は非良心的な行動。別人だと信じている」と話した。【高嶋将之、李英浩】


ソース
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150608-00000061-mai-soci

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