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【政治】野党に激動の国際情勢を正面から見据える腹づもりはあるのか? 安保法制の不毛な論戦を憂う

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/06/03(水) 16:58:55.35 ID:???
★【外交・安保取材の現場から】野党に激動の国際情勢を正面から見据える腹づもりはあるのか? 安保法制の不毛な論戦を憂う
2015.6.3 06:00

戦後防衛法制の転機となる安全保障関連法案が5月26日から衆院で審議入りしている。
中国の軍拡や北朝鮮の核・ミサイル開発、米国の相対的な国力低下など激変する国際情勢に
どう対応するかという問いは、政府・与党だけでなく野党にも突きつけられている。
ところが野党は総じて古色蒼然とした「抵抗野党」を決め込むばかり。
安倍晋三首相の「木を見て森を見ない」という批判は正当というほかない。

「法案が実現すれば、国民の平和と暮らしを守るため、グレーゾーンから
集団的自衛権まであらゆる事態に切れ目のない対応が可能になる」

「日米同盟が完全に機能すると世界に示すことで、紛争を未然に阻止する『抑止力』が高まり、
日本が攻撃を受ける可能性は一層なくなる」

首相は5月26日の衆院本会議で、法案整備の意義をそう答弁した。「木を見て森を見ず」の
「森」は、その説明に集約されている。あらゆる事態に対応できる法整備を進め、
日米同盟の抑止力を高めることで、日本や世界の平和と安定につなげる−。
それが安保法制整備の最大の目的といえる。

論戦の舞台となっている衆院の平和安全法制特別委員会に、各党は安保政策に通じた
“論客”議員をそろえた。しかし代わる代わる繰り出す質問は、もっぱら重箱の隅をつついたり、
知識やロジックをひけらかしたりするようなものばかり。「日本の安全保障をどうするか」
という正面からの論戦を避け、政府のあら探しに明け暮れている。

そんなわけで、特別委のやりとりは入り口から自衛官の「リスク論」で堂々巡りに入った。
野党は「機雷掃海に行けば敵国とみられる。日本人もテロで狙われる可能性が増え、
自衛隊員が死亡するリスクも増える」(辻元清美衆院議員)などと主張。
政府側は「最大限、リスクを極小化する措置を講じている」と反論し、議論はかみ合わない。

なぜ日本全体の安全保障を論じるときに、自衛官のリスクが真っ先に論じられるのだろうか。
自衛官は危険を承知で日々の任務に就いている。その献身によって「国民全体のリスクが減少する」
(首相)のではないか。

法案化に至る道のりに、ともに自衛官出身の中谷元防衛相とイラク派遣で危険な任務を
経験した佐藤正久参院議員も深く関わった。そのこと自体は法案の妥当性の証明にはならない。
とはいえ中谷氏に「自衛官の命の尊さ」を説く野党議員の姿には違和感を覚えざるを得ない。

悪質なレッテル貼りとしかいえない議論もあった。民主党の後藤祐一衆院議員は、
中東のホルムズ海峡が機雷封鎖された場合、「どの程度の状況になれば(集団的自衛権を行使する)
存立危機事態になるのか」と追及。政府から「例えば、石油などのエネルギー供給が滞る」
「必ずしも死者が出ることを必要としない」などの答弁を得ると、得意顔でこう決めつけた。

「つまり『石油を求めて戦争していい』ということを、この法案では定義していると考えます」

法案の細部をただす論争は確かに必要だが、度が過ぎると神学論争に陥る。
首相が「政策的な議論より憲法解釈との関係、法律上の正当性の議論が多くなってくる。
分かりづらいのは確かだろう」と嘆く通りだ。

「海外派兵は一般に、自衛のための必要最小限度を超えるものであり許されない」(首相)

「他国の領域における武力行使であって、新3要件に該当するものがあるとすれば、
憲法上の理論としては、そのような行動をとることは許されないわけではない」(中谷氏)

この2つの憲法解釈が事実上同じ意味を持ち、そこから「限定的な集団的自衛権の行使容認」
を導き出せるといわれても、国民には非常に分かりにくい。

そこに付け込むように民主党などは「首相と防衛相の言っていることが支離滅裂だ」
(枝野幸男幹事長)など批判し始める始末だ。 >>2へ続く

http://www.sankei.com/politics/news/150603/plt1506030001-n1.html

7 :名無しさん@13周年:2015/06/03(水) 20:09:02.41 ID:0D5Seg1c7
それができるならあんな短命与党にはならなかった
それが全てだろ

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