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【野口裕之の軍事情勢】中庸を装い自衛官の命を気遣うフリをする左翼 法案潰しが目的なのはミエミエ

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/06/01(月) 14:10:36.06 ID:???
★【野口裕之の軍事情勢】「自衛官のリスク」を仮想する政治の偽善
2015.6.1 06:00

安全保障関連法案をめぐる国会審議は、国家主権や国民の守護など国益に必要か否かより
「自衛官のリスク」が先行する。法案潰しを狙い自衛官の命を気遣う偽善はミエミエ。
いっそノーベル賞作家・大江某のごとく、防衛大学校生は「現代青年の恥辱」と表現
してくれれば「前時代の輩」で片付くが、今の左翼は中庸を装うので始末が悪い。
しかも、激烈な火力と対峙する自衛官に、警察官と同じ武器使用基準を強要する
隠れ左翼ほど「自衛官のリスク」を叫ぶ。大きなお世話だ。

自衛官の命を気遣うフリをする勢力は、集団的自衛権の限定的行使を可能にせんとする政府に
「憲法改正が筋」と説教を垂れる勢力とも重なる。本心では自衛官の命などどうでもよく、
改憲も嫌がる反動分子なのだ。欠陥憲法・法制で縛られる自衛官は命の危険を克服すべく、
限りなく100%に近いリスク回避を求め作戦を練る。それでも、東日本大震災(2011年)
では被曝覚悟の《鶴市作戦》を用意した。民主党政権はリスクを正視する自衛官の決心に
心打たれるでもなく、自衛隊など諸組織を前に高圧・感情的な指揮・統率モドキを露呈する。
無能・無策でリスクを広げた民主党が「自衛隊のリスクは飛躍的に高まる」と連呼する無様は滑稽である。

■「即動必遂」で任務完遂

連呼の矛先は、現行法で自衛隊の活動期間中、戦闘が行われぬ見通しがなくば認められていない
他国軍への後方支援を→現に戦闘が行われている現場以外なら実施可能にする−など、新法案の
“前提緩和”部分に向かう。民主党は現行法がうたう「非戦闘地域」の存在を信じてきたことになる。
驚いた。飛び道具が進化する現代戦で戦況を予言できるのか? 過去積み上げた理屈は、
国際と日本の間を分断する憲法の壁と、壁を頑迷なまでに護る左翼に手を焼き、一歩でも日本と
国際の常識を近付け、自衛隊の活動と国益を結び付けようと、自民党や関係者が「みっともない」
と承知でひねり出してきたデキの悪い言い訳であった。

みっともなさとデキの悪さで、民主党は自民党のはるか上を行く。とりわけ大震災時の民主党政権
首相・菅直人(かん・なおと)氏(68)は“不世出”。原子力発電所の放射能漏洩に際し
「決死の覚悟」だと大見えを切ったものの、福島県産野菜を食べる安全PRと関係者を
怒鳴り散らす妨害行為の他、国民が存在を認識できなかった自衛隊最高指揮官だった。
しかし、最低の最高指揮官の下でさえ自衛隊は即応し任務を成し遂げた。当時の陸上幕僚長、
火箱芳文・退役陸将(64)が部隊訓示で使った造語を借りれば「即動必遂」という四文字に
総括される。火箱氏の近著の題名でもある。火箱氏は小欄に「素人が書いた本…」とはにかむが
「決死の覚悟」とは何かを教えられた。特に《鶴市作戦》は凄まじい。


■犠牲覚悟の「鶴市作戦」

ヘリコプターを原子炉上空にホバリングさせ、ホウ酸を詰めた容器をゆっくりと降ろし→まき→
中性子を吸収し→再臨界を食い止める作戦だった。最悪の場合、自衛官が被曝覚悟で降りるため、
自衛官の犠牲も現実味を帯びていた。《鶴市》は治水に当たり、鶴・市太郎母子が人柱となり、
人々を水害より救ったとする大分県内の神社に伝わる故事にちなむ。幼き日、遠足で神社を
訪れた火箱氏が会議で話し、命名に至る。

ただ、自衛隊の作戦は原則「全員生還」を目指す。従って他官庁のごとく「Aの成功後にBに着手。
めでたし目出度し」とはならない。「Aが失敗したらB。それも失敗したらC…」と、幾層もの
悲観的状況を想定→得心行くまで対策を準備する。“勇敢なる臆病者”に徹するのだが、
鶴市作戦は選択肢が極端に狭かったに違いない。 >>2へ続く

http://www.sankei.com/politics/news/150601/plt1506010007-n1.html

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