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【憲法改正】「主権回復後、数年で改正できると思っていた」芦田元首相の孫、下河辺氏「独憲法修正をみて、なぜ日本だけがと思ったろう」

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/05/20(水) 13:41:22.50 ID:???
★【憲法特集 番外編】「主権回復後、数年で改正できると思っていた」芦田元首相の孫、下河辺氏「独憲法修正をみて、なぜ日本だけがと思ったろう」
2015.5.20 09:00

昭和21年、帝国議会の衆院憲法改正小委員長として現行憲法の制定に深く携わった芦田均元首相は、
憲法にどのような思いを抱いていたのか。孫の下河辺元春氏(75)が芦田氏の思い出を語った。

−−芦田氏はなぜ小委員長を引き受けたと思うか

「芦田は自由主義的な発想を持っていたが、米国や英国の憲法をひな型にして日本の憲法を作ったのでは
定着しないと思っていた。南米やアフリカの例をみればわかる。国民に根付かない憲法をもった国では、
騒乱や反政府運動が起こっている。芦田は皇室や神社、お寺に対する日本人の思いや風土を大切にしながら、
日本独特の憲法を、できることなら作りたいと思っていた」

「ただ、当時は残念ながら占領下にあったので、戦勝国を相手に『自分たちが理想とする憲法を作らせてくれ』
とはいえない。だけど、そうした中でも、少しでも理想のものを作りたいということで、GHQ(連合国軍総司令部)
と知恵比べをやったのだと思う。被占領国の悲哀ですね」

−−GHQが新憲法制定を急いだことについては

「芦田にも『憲法を早く作らないと天皇制を護持できない』という思いはあったではないか。
極東委員会(日本占領の最高政策決定機関)でソ連や中国が天皇制排除を働きかけ始めていましたから」

−−小委員長として、9条2項に「前項の目的を達するため」との文言を追加修正したのは芦田氏だ

「戦争放棄を定めた9条1項に『国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する』とある。
同様の文言があるパリ不戦条約(1928年)で、国際紛争を解決するための戦争とは『侵略戦争』と
解釈されており、芦田が2項に『前項の目的を達するため』という文言を追加したことで、
『自衛戦争』は放棄されていないという解釈も成り立つ。そのため、『芦田は自衛戦争を放棄しない
ために修正した』という人もいる」

「ただ、芦田は2項をいじったことで自衛のための戦力を持てるようになったとか、集団的自衛権を
持てるようになったとは考えていなかったと思う。もし、そういう意図があったら、どこかにメモが
残っているはずだが、まったく残っていない」

−−では、何のために修正したのか

「芦田は文章というものに非常に厳しい人だった。9条の1項と2項で通りが悪いからいじったと
いうことではないか。ただ、芦田の修正によってGHQの中に『日本は軍備をできるようになった』
という感想を漏らした人がいた。芦田はそれを知って、『しめた』と思ったのではないか。
『向こうがそう思うのなら、それを利用しよう』と。政治家だから、世の中の大勢をみながら
発言するという、ある意味ではずるい面もあったと思う」

−−芦田氏は憲法をこれほど長い間、改正できないと想像していたと思うか

「思わない。昭和27(1952)年のサンフランシスコ講和条約発効で日本が主権を回復し、
それから数年で憲法をいじれるだろうと考えていたと思う。同じ敗戦国のドイツ憲法(基本法)は
芦田が存命のときに修正されて、『なんで日本だけが』という思いはあったでしょう」

http://www.sankei.com/premium/news/150520/prm1505200003-n1.html

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http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1431921405/

2 :名無しさん@13周年:2015/05/20(水) 17:26:44.38 ID:mrqOu45iO
基本日本人以外は低能なんで身にそぐわない野望とか止めて下さいってのが戦後確定した結果って感じだな悲しい

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