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【社会】 林真須美氏の犯行、あり得ない和歌山カレー事件 冤罪を生む科学鑑定に重大な疑義 現場の紙コップと林家のヒ素はまったく別物

2 :擬古牛φ ★:2015/04/19(日) 11:27:48.00 ID:???
>>1の続き

 林真須美氏は黙秘を貫くなどして、一貫して犯行を否認していたが、自白や動機の解明が行われないまま、
裁判では、犯行に使われたヒ素の流通経路や組成の同一性が、いわゆる中井鑑定によって裏付けられたことで、
真須美氏の犯行であったと断定されている。中井鑑定はかつて真須美氏の夫・健治氏がシロアリ駆除業を営んでいたために
林家に残っていたヒ素と、ヒ素をカレーに投げ入れるために使われたとされる、
現場のゴミ袋から回収された紙コップに付着していたヒ素が、同一のものだったと結論づけたもので、
林真須美氏が犯人だったと断定する上での決定的な証拠となった。

 しかし、京都大学大学院の河合潤教授が中井鑑定の中身を検証した結果、この裁判では中井鑑定に対する
大きな誤解があることが判明した。中井鑑定は事件の関係先9箇所から採取したヒ素が
いずれも同じ起源であることを示しただけで、それはその地域で流通するヒ素がほぼ同じドラム缶に入って
中国から輸入されたものだったために、当然のことだった。

 中井鑑定はむしろ、林家から発見されたヒ素とカレーにヒ素を混入されるために使われた紙コップに付着していたヒ素とは、
軽元素の不純物の含有量が一致しておらず、まったくの別物であることを示していた。
しかも、林家のヒ素よりも紙コップに付着していたヒ素の方が、3倍から7倍も純度が高いものだったことから、
林家にあったヒ素を発見された紙コップを使ってカレーに投入するというストーリーがあり得なかったことを、中井鑑定は示していたのだった。
 河合教授の指摘と、裁判で使われた中井鑑定を実施した東京理科大の中井泉教授の間では、
その後、学会誌の誌上などで激しい論争となっている。一見、素人には難解な専門的な論争に見えるが、
その中身を詳しく見て見ると、実は非常に初歩的な問題点が議論されていることが分かる。

続く

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