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【正論】「侵略」とは戦勝国が敗戦国に貼るレッテル〜歴史を見る目歪める「北岡発言」 埼玉大学名誉教授・長谷川三千子

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/03/17(火) 13:18:27.30 ID:???
★【正論】歴史を見る目歪める「北岡発言」 埼玉大学名誉教授・長谷川三千子
2015.3.17 05:02

≪定義づけのない「侵略戦争」≫

「私は安倍さんに『日本は侵略した』と言ってほしい」−3月9日、或(あ)るシンポジウムの
席上で北岡伸一氏が述べたと伝えられるこの発言は、大変な問題発言と言うべきものです。
「安倍談話」について検討する懇談会の座長代理を務める方が、いわば場外である公の場で
自らの私見を述べる、というマナー違反もさることながら、一番の問題は発言の内容です。

日本が侵略戦争をしたのか否かという話を政治の場に持ち込んではならない−これは単に、
そういう問題は歴史学者にまかせておけばよいから、というだけのことではありません。
もしも本当に学問的良心のある歴史学者ならば、そんな問いには答えることができない、
と突っぱねるはずです。

なぜなら「侵略戦争」という概念そのものが極めていい加減に成り立ったものであって、
今に至るまできちんとした定義づけがなされたためしはないからなのです。

ここで簡単に「侵略(アグレッション)」という言葉が国際法の舞台に登場してきた
経緯を振り返ってみましょう。今われわれが使っているような意味での
「侵略(アグレッション)」という言葉が最初に登場するのは、第一次大戦後の
ベルサイユ条約においてです。

いわゆる「戦争責任(ウォー・ギルト)」条項として知られる231条には「連合国政府は
ドイツおよびその同盟国の侵略により強いられた戦争の結果、連合国政府および国民が被った
あらゆる損失と損害を生ぜしめたことに対するドイツおよびその同盟国の責任を確認し、
ドイツはこれを認める」とあります。

そして、このような罪状によって、ドイツには連合国の戦費すべてを負担する全額賠償
という巨額の賠償が負わされたのでした。

≪敗戦国だけに責任負わせる概念≫

では、そのような重大な罪であるドイツの「侵略」はどんな根拠に基づいて認定されたのか
といえば、ほとんどいかなる客観的検証もなされなかった。むしろ逆に、前例のない巨額の
賠償を根拠づけるために、降伏文書では単なる普通の武力攻撃を意味していた「アグレッション」
という語を、重大な罪を意味する言葉「侵略」へと読みかえてしまったのです。

現在のわれわれは、第一次大戦がいわば誰のせいでもなく起こってしまった戦争−各国の
ナショナリズムの高揚の中であれよあれよという間に拡大してしまった大戦争だったことを知っています。

その戦争の原因をもっぱら敗戦国だけに負わせる概念として登場したのがこの「侵略」という
言葉だったのです。こんな言葉を使ったら、歴史認識などというものが正しく語れるはずはありません。
>>2へ続く

http://www.sankei.com/column/news/150317/clm1503170001-n1.html

▽関連スレ
【戦後70年首相談話】有識者懇の北岡氏発言、「侵略戦争であった」ではなく、正確には「歴史学的には侵略だ」と朝日新聞が訂正
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