【社会】「工藤会対策はこれからが正念場だ！」　引き分けなき戦いを続ける福岡県警が狙う特定危険指定暴力団の壊滅シナリオ

2 ：◆CHURa/Os2M＠ちゅら猫φ ★：2015/02/19(木) 15:47:21.65 ID:???

>>1より

・「鉄の規律」工藤会の組織が揺らいでいる

マスコミのインタビューに応じるなど、工藤会でスポークスマン的役割を担い、トップからナンバー3
までが逮捕・拘留されるなか、実質的な指揮者だった木村博理事長代行が、組事務所が入っていた
ビルを脅し取ろうとしたという恐喝未遂と暴対法の不当な要求行為で逮捕された。

そして、冒頭の歯科医襲撃事件である。第4弾のこの事件は、組織的殺人未遂であり、
捜査は指揮系統をさらに遡ることになり、同時に、漁協利権に工藤会がどう絡もうとしたかという
事件の根源に踏み込む捜査となる。

工藤会から狙われ続けたのは、歯科医の祖父とその弟で、2人はともに漁協幹部を務め、
補償金を巡る様々な問題の調整や港湾土木事業の仕切り役をやっていた。

特に北九州市若松区の響灘に面した港湾整備事業において、総工費数百億円の国際コンテナ
ターミナル構想が持ち上がって以降、その利権に入り込もうとする工藤会と、それを阻止する
漁協幹部兄弟との争いが絶えず、結局、2人は射殺され、その親族や関係者への襲撃が相次ぎ、
「オール警察」として臨まざるを得なくなった。

そのほかにも、北九州市では、クラブへの手榴弾投げ込み、暴力団排除の活動をしている
県議や自治会役員宅への発泡、「暴力団お断り」の標章を出した飲食店経営者への襲撃、
暴力団担当元警部への銃撃事件など、凶悪な事件が相次ぎ、福岡県警は工藤会対応を迫られていた。

トップ不在で半年近くが経過、福岡県警は壊滅作戦を緩めておらず、工藤会の残る幹部と組員は動揺を隠せない。

事件を追い続ける社会部記者がいう。

「組織が、相当に揺らいでいます。当初、鉄の規律で知られる工藤会の組員が、警察に対して
口を割ることはなかった。従って、逮捕にも相当な無理があり、『国策捜査』だから許された側面があった。
しかし、例えば、逃走に使ったバイクが発見されるなど、捜査に必要な証言と証拠が集まり始めています。
これは、工藤会の内外で、工藤会をそれほど恐れなくなった証拠。崩壊の前兆です」

最強と謳われた暴力団は、最凶のレッテルを貼られた。警察権力の威信をかけた戦いによって、
存亡の危機が迫っている。(了)

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