2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【東京】「反日の象徴のように曲解されているのは残念だ」ソウル市の日本大使館前に設置の少女像制作の韓国人夫妻 都内で講演

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/01/30(金) 00:50:07.69 ID:???
>>1より

■提案

日本大使館前の像は元慰安婦のハルモニ(おばあさん)を支援する韓国の市民団体が寄付金を集め、
設置を企画した。毎週水曜日に大使館前で行っていたデモ活動の千回目を記念するものだった。

市民団体は社会問題をテーマに彫刻作品を手掛けてきた夫妻に制作を依頼した。当初は字が刻まれた
石碑を建てる計画だったが、夫妻は「元慰安婦を癒す彫刻を作りたい」と少女像を提案した。

周囲の受け止めは思わぬものだった。「除幕式当日、日本のメディアの記者が大勢集まり、
私たちの一挙手一投足にフラッシュがたかれた」

日本政府は「外交公館の尊厳を損なう」として韓国政府に像設置を認めないよう要求。
日本の一部保守系メディアでは像を「反日の象徴」とみなす論調が続く。

学生時代から2人は韓国の民主化闘争に加わってきた。朝鮮半島の統一を願う作品や米軍の装甲車に
ひかれて亡くなった中学生を追悼する作品を手掛けてきた。

「なぜ芸術に政治を持ち込むのか」という批判が寄せられることがある。ソギョンさんの夫で共作者の
ウンソンさんは語気を強める。「政治や社会を抜きに、芸術家はどんな活動ができるのだろうか」

作品の政治性は日本でも問題になったことがある。2012年8月、東京都美術館で開かれた
国際交流展に少女像の縮小模型を出展した。だが、政治的表現物を規制する同館の「運営綱領に抵触する」
として会場から撤去された。

■視線

像に込めたメッセージは日本にだけ向けられているわけではない。それは、かかとを上げている
もう一つの理由からもうかがえる。

地面を踏みしめられずにいるのは、慰安婦として体験しなければならなかった苦難と、
韓国社会の偏見や政府の無責任さの結果、罪人であるかのように生きなければならなかったことを表している。

ウンソンさんが自身の幼いころを振り返る。

「元慰安婦の人たちのことを話すとき、大人たちは声をひそめて話していた。その様子が、ずっと心に引っかかっていた」

やはり共感とは程遠い、さげすみの視線。

その後、多くの元慰安婦の当事者たちが声を上げ、問題は広く知られるようになった。
日本大使館前に置かれた少女像宛てに手紙が届き、雨の日には少女像に傘を差す人がいる。
寒い日には首にマフラーが巻かれる。夫妻は韓国の人たちが少女像に抱く感情を想像する。

「それは反日ではなく、共感だ」

ウンソンさんは、日本で憲法9条を変えようとする動きや米国に置かれた少女像を撤去しようとする
動きがあることも知っている。昨年、韓国・巨済市に設置された少女像は、いすから立ち上がったものにした。
「これ以上座っているわけにはいかないという意味を込めた」

それでも、少女像が日本で反日の象徴とされていることをどう思うか問われれば、ウンソンさんは努めて穏やかにこう答える。

「少女像は歴史を記録し、人々の気持ちを癒やすためにある」

◆表現の不自由展〜消されたものたち 2月1日まで東京都練馬区の「ギャラリー古藤」で開催。
平和の碑(少女像)のほか昭和天皇が描かれた鉛筆画や右傾化を批判した立体造形など7作品を展示。
正午から午後8時まで(日曜日は午後7時まで)。入場料は一般500円。会場は西武池袋線江古田駅から、
徒歩約5分。問い合わせは、ギャラリー古藤電話(電話番号はリンク先へ)。

総レス数 33
14 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★