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【国際】「日本叩き」の急先鋒 米国人女性歴史学者のアレクシス・ダデンがNYタイムズ上で日本悪玉論を大展開

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/01/28(水) 13:55:45.75 ID:???
★米国人歴史学者がNYタイムズ上で日本悪玉論を大展開 安倍政権の対外政策を「膨張主義」と断定
2015.01.28(水) 古森 義久

日本の尖閣諸島も竹島も北方領土もすべて国際的には日本の領土ではなく、安倍政権が
その領有権を主張するのは危険な膨張主義の表れだ――こんな反日的な趣旨の論文が
米国大手紙の「ニューヨーク・タイムズ」に掲載された。

筆者は「日本叩き」の急先鋒として知られるコネチカット大学の歴史学者、アレクシス・ダデン
(Alexis Dudden)教授である。ダデン教授は慰安婦問題でも、「日本軍による強制連行があった」
という虚構に基づいた日本糾弾を長年続けてきた。オバマ政権を支持する米国のメディアや学者の
間にここまでの日本悪玉論があることを、日本側も改めて認識しておくべきだろう。

この論文はニューヨーク・タイムズ1月16日のインターネット版に「予期される日本の形」
という見出しで掲載された。安倍晋三首相は日本を第2次大戦前の状態にまで復活させようという
危険な膨張政策を進めようとしており、尖閣、竹島、北方領土の領有権主張もその範疇だ――という骨子だった。
日本の歴代政権は一貫して領有権の主張を続けてきたが安倍政権の主張は独特で危険な動きだと断ずるのだ。

筆者のダデン氏は米国において超左翼リベラル派の女性活動家として知られる。
日本に関しては、慰安婦問題その他で安倍晋三氏をこれまで糾弾してきた。2000年に東京で開かれた
「女性国際戦犯法廷」にも参加した。慰安婦問題で日本を裁く模擬裁判である。この模擬裁判でダデン氏は
米側の最重要な役割を果たし、昭和天皇にも「有罪」判決を下す一翼を担った。

なにしろダデン氏が日本や朝鮮半島の歴史を取り上げた博士論文のタイトルが「日本の謝罪テクニック」である。
戦後、日本が過去の戦争行動などに関連して表明してきた謝罪はみな“テクニック”に過ぎない、という前提なのだ。

■安倍首相が歴史を歪曲していると主張

以下では、ダデン氏の今回の論文の内容を紹介しよう。個別の部分の紹介だが、その記述は要約ではなく原文通りである。

・安倍晋三首相は先月の総選挙での勝利に勇気づけられ、第2次大戦で敗北した過去の足かせから日本を
解き放とうとする誓いを新たにした。その野望は、外務省が最近発表した日本の地図にも表明された。
日本はこの地図で、国際的に認められた国境線を越えて、近隣諸国が主権を主張する島の多くを
「リョウド」の名の下に自国領に編入しようとしている。

・安倍政権は、これらの「リョウド」は日本の固有の領土だと主張する。しかし実際には、この安倍政権の
膨張主義的な見解は日本の経済、戦略の両面での国益を侵すことになる。日本はリョウドを主張することで、
これらの諸島への領有権を唱えるようになった歴史を書き換えようとしている。つまり、中国とロシアを
相手にした帝国主義的な戦争、朝鮮に対する征服戦争、さらには原住民の抹殺、あるいは同化させた歴史である。

・その(戦争や抹殺の)結果、日本はいまも多数の領土紛争に巻き込まれている。中国と台湾は尖閣諸島の
主権を主張している。韓国は竹島を軍事占領している。ロシアは1945年以来、2万人のロシア住民が住む
「北方領土」の主権を主張している。これらに対する安倍首相の膨張主義的なリョウド修正主義は、
1951年の対日講和条約の合意の一部に反するものだ。

・安倍首相の失地回復主義的な見解は、「日本が世界の舞台の中心で再び光り輝く」という、彼が描く
未来図の中心を形作っている。しかしその見解は、日本の国益や自己認識をも傷つける形で歴史を歪曲
することになるのだ。 >>2へ続く

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42775

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