【政治】翁長知事が官邸に行くも菅官房長官とは面会できず　沖縄振興予算減額と基地移設関連費倍増、背景は？

★沖縄振興予算減額と基地移設関連費倍増、背景は？

１４日に閣議決定された来年度予算案。総額は過去最大となる９６兆３４００億円となりました。
注目したいのは沖縄の予算です。沖縄の振興予算は５年ぶりに減額、４．６％減の３３４０億円。
その一方で、普天間基地移設の関連費は１７００億円余りで、こちらは２倍以上に増えました。
振興予算の減少と基地移設関連費の倍増。その背景に何があるのでしょうか。

来年度予算案が閣議決定された１４日、翁長雄志沖縄県知事は、首相官邸にいました。

「去年の方が、ある意味でぐんと上がってはいたけれども、私たちの思いは所要額は確保されたと」（沖縄県翁長雄志知事）

沖縄振興予算案の決定を受け、杉田官房副長官と面会。内容について一定の評価をしました。
しかし、年末から３度にわたって上京し、安倍総理や沖縄基地負担軽減担当大臣を兼ねる菅官房長官との
面会を求め続けてきましたが、またしても実現しませんでした。

沖縄の振興予算は、前年度より４．６％減っておよそ３３４０億円。減額は２０１０年度以降、５年ぶりです。
一方で、普天間基地の移設関連費は１７３６億円と、前年度と比べ倍以上となりました。
振興予算の減少と基地移設関連費の倍増。その背景には、翁長知事が辺野古新基地建設に反対していることが
要因との見方も出ています。

「そこ（振興予算）はしっかり確保しているし、ただ繰り越しとか不要額というのは、
当然、国の財政が厳しい中で査定するのは当然のこと」（菅義偉官房長官）

Ｑ．翁長知事との信頼関係は？
「信頼関係というよりも、沖縄県知事としての対応はしっかりしていきたい」

Ｑ．翁長知事と会う予定は？
「私はありません」（菅義偉官房長官）

去年の沖縄知事選、衆院選で移設反対の候補者が立て続けに勝利してもなお、安倍政権は移設を粛々と進めるとしています。

移設予定地の名護市辺野古では、沖縄防衛局が１１日未明にかけて、抜き打ち的に基地内に資材を運び込みました。
移設に反対する市民らは、２４時間態勢での監視活動を続けています。沖縄防衛局は、ボーリング調査の再開に向け、
１５日にも浮桟橋を設置する見通しです。（14日23:22）

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2394781.html

【政治】翁長知事が官邸に行くも菅官房長官とは面会できず 沖縄振興予算減額と基地移設関連費倍増、背景は？

【政治】翁長知事が官邸に行くも菅官房長官とは面会できず　沖縄振興予算減額と基地移設関連費倍増、背景は？