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【経済】中韓露と競争、世界市場で試される日本の最新「原発」技術

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2015/01/01(木) 14:11:34.84 ID:???
★【走り出す日本力】中韓露と競争、世界市場で試される日本の最新「原発」技術
2015.1.1 11:00

日本の原子力技術が国際的な舞台へ活躍の場を広げている。
原発関連メーカーは海外勢ともタッグを組み、世界で電力の安全・安定供給を目指す。

フィンランドの首都ヘルシンキから北西に約250キロ。ボスニア湾沿岸のオルキルオト島は、
原発2基が稼働し、出力160万キロワット級の大型炉を持つ3号機の建設が進む北欧の
“原発銀座”だ。ここで2020年の運転開始を計画する4号機の受注に、
日本勢3社が名乗りを上げた。

東芝は東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)など4基の運転実績がある改良型
沸騰水型軽水炉(ABWR)を提案した。福島第1原発事故を踏まえ、放射性物質の
放出を抑制するフィルター付きベント(排出)設備などを備え、安全機能も強化した。

フィンランドの既存原発はABWRと仕組みが似た沸騰水型軽水炉(BWR)のため、
「運転員のノウハウも生かせる」(原子力海外技術部の野田哲也部長)という強みがある。

これに対し日立製作所は、米GEと共同開発した高経済性単純化沸騰水型炉(ESBWR)を
提案した。ABWRをさらに高度化したESBWRは、原子炉の上部に冷却水を配置し、
緊急時には重力で自然に落下し、炉内の水量を維持する。電源喪失後に人が操作しなくても、
72時間は自己冷却できる仕組みが特長だ。

一方、日本唯一の加圧水型軽水炉(PWR)メーカー、三菱重工業は欧州市場向けに開発した
世界最大級(170万キロワット級)の改良型加圧水型軽水炉(EU−APWR)を売り込むなど、
各社とも最新技術を取り入れた原発で海外受注の拡大に懸命だ。

国際エネルギー機関(IEA)は、インドなど電力需要の高まる新興国を中心に世界の原発の
発電容量が40年に、624ギガ(ギガは10億)ワットと、13年比で6割増えると予測する。

世界的な原発の需要拡大を、商機と見込むのは日本だけではない。
ロシアや中国、韓国も大統領や首相らがトップセールスに乗りだし、官民一体の売り込みを展開している。

日本の原発輸出が活発化する状況について、日本原子力産業協会の服部拓也理事長は
「福島事故の教訓を反映した安全性の高い原子力技術により、世界の原発の安全性が高まる」
と期待を寄せている。

ただ、国内では原発の長期停止が続く。
大手重電メーカー幹部は「日本の原発が安全に運転できるのか、発注する側の新興国などは
非常に敏感になっている」と指摘する。日本の原発の実力が今、世界で試されている。(宇野貴文)

http://www.sankei.com/premium/news/150101/prm1501010004-n1.html
http://img.chess443.net/S2010/upload/2011072800006_3.jpg

日本の原発メーカーの主な海外受注案件
http://www.sankei.com/images/news/150101/prm1501010004-p1.jpg

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