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【中国サンゴ密漁船】一色正春氏「国力を総動員しなければ領土領海をまもれない」

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/12/31(水) 10:48:51.72 ID:???
★【寄稿】「国力を総動員しなければ領土領海をまもれない」 - 一色正春
BLOGOS編集部2014年12月30日 08:33

今年秋に小笠原諸島海域で我が国の海洋資源を根こそぎ奪っていった中国漁船団の数は約200隻。
それに対して日本国海上保安庁が逮捕したのは、約10名。この数字が多いのか少ないのかは、
主観の問題なので意見の分かれるところですが、おそらく多くの方が200隻の泥棒船に対して
10名程度の逮捕では少ないと感じられるでしょう。

私も、それが普通の感覚だと思うのですが、実際の現場においては、なかなかそうもいかないというのも現実です。
それは、自由に動きまわる船を捕まえるのが物理的に困難であるということや、人一人に懲罰を与え
前科者にするためには様々な手続が必要で、そのために時間や手間がかかるという、手続き上の問題があるからです。

刑事ドラマでは犯人が、すぐに逃走を諦めたり、足の早い刑事が格好良く犯人を捕まえたりしますが、
現実には、そんな都合の良い話など滅多にありません。また、ドラマは犯人を逮捕すれば終わりですが、
現実社会においては警察官(海上保安官)の仕事は、検察官が起訴するまで(まれに証人として裁判に
呼ばれることもありますが)続くのです。

いずれにしろ、はっきりと言えることは、日本政府がこの程度の対応を続けるのであれば、一時的に
来なくなったとしても中国漁船は日本近海に資源がある限り、彼らの都合で何度でもやってくるということです。
では「どうすれば良いのか」という話になりますが、その前に実際の現場が、どう対応しているのかということを、
検挙から起訴までの流れにそって説明いたします。

まず、違法操業の疑いがある船を発見した場合、該船の位置を特定し、違法操業中の写真を撮影するなどの
証拠固めを行ってから該船を停船させようとしますが、普通は素直にとまりません。該船が逃げれば当然
追いかけるのですが、その間も撮影等の記録や停船命令を発するなど、やるべき事がたくさんあります。
ということは、該船を追跡する間は他の船のことなどかまっている暇がなくなるいということです。
逃走劇は多くの場合、数時間続き、時には10時間を超える事もあり、その間、他の船は余裕で逃げる
ことができてしまうのです。

なぜ、逃走劇が長時間続くのかと言えば、一つは指揮命令系統の問題です。
相手が外国船の場合は現場で判断するのではなく、いちいち上にお伺いを立てなければいけないので、
その分余計な時間がかかります。

もう一つは物理的な問題で、通常、相手が停船しない場合は、巡視船を該船に並走させながら接舷し
海上保安官が該船に飛び移り強制的にエンジンを止めさすのですが、船は車とは違い波などの影響で
真っ直ぐ走らせる事自体が難しいので、相手のスピードに合わせて並走させるのは容易な事ではありません。
しかも、相手は協力しないどころか妨害してくるのですから。ようやく並走したとしても、自船と相手船の
舷の高さが合わないと人間が飛び移る事が出来ませんので、両船の高さが合うタイミングで接舷させなければ
いけないのですが、これが結構難しいのです。

特に外洋の場合は、波とは別に「うねり」があるので、船体が数メートル上下することもあり、
タイミングを間違えると大事故に繋がり兼ねません。その難関をクリアして首尾よく接舷出来たとしても、
そのような理想的な状態は、あっという間に終わってしまうので、今度は甲板上にいる人間が間髪いれずに
相手船に飛び移らなければなりません。  

このような難しい連携プレーを駆使して相手船に乗り込んだとしても、まだ最後の難関が残っています。
それは、相手船の乗組員です。韓国の海洋警察官を刺殺するような、他国の官憲を屁とも思わない人たちが、
海上保安官がやって来たからといって簡単にエンジンを止めてくれるはずがありません。そんな乱暴な人達が、
日本近海までくる大きさの船には少なく見ても一隻に10人以上乗っていますから、物理的に抵抗する彼らに
言うことを聞かせるためには、それなりの人数(通訳を含む)が必要です。  >>2へ続く

http://blogos.com/article/102216/

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