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【技術】IT眼鏡で失読症支援 IAMASの島影さんら開発進む

1 :( ´`ω´) ★@\(^o^)/:2014/11/27(木) 03:07:01.07 ID:???0.net
■IT眼鏡で失読症支援 IAMASの島影さんら開発進む

 失読症の人に、読み書きの機会を−。情報科学芸術大学院大学(IAMAS、大垣市加賀野)1年の
島影圭佑さん(23)らが、文章の読み書きが困難な失読症患者の生活をIT技術でサポートする先進的な
眼鏡の開発に挑んでいる。きっかけは、2年前に脳梗塞(こうそく)から失読症となった父の芳幸さん(66)の
存在。島影さんは「父や、父と同じ病気の人の生活をより良くしながら、社会にもインパクトを与える製品に
したい」と意気込んでいる。

  IT技術を応用した製品開発は、開発者の豊かなアイデアや高い技術が土台となることが多いが、
島影さんのように肉親の病気というケースは珍しい。眼鏡は「父=おとん」と「音=おと」から取って
「OTON GLASS(オトン グラス)」というネーミングで、芳幸さんを共同開発者という意味の「コラボレーター」
として迎えた。芳幸さんは「自分の脳梗塞が息子の開発のきっかけとなるのは、複雑だけどうれしい。けがの
功名みたいなもの」と二人三脚の開発に目を細める。

 眼鏡の基本的な機能は、目の前の文字の解析と読み上げ。判読できない文字列に向けてまばたきを
2度することがスイッチとなり、眼鏡の外側に向けた小型カメラが文字をとらえ、小型コンピューターが読みを
解析。音声をイヤホンに伝える仕組みとなっている。駅や公共施設にある案内看板が読みづらい失読症
患者向けを想定している。今年3月には、斬新で先見性のあるアイデアの製品化を目指しているとして、
NTTドコモなどが実施した企業コンテストで最優秀賞を受賞するなど、注目を集め始めている。

 「人間や社会が抱える本質的な問題を解決する製品デザインに興味があった」という島影さん。芳幸さんが
失読症と診断されたのは、首都大学東京(東京都)在学時の2012年5月。「最初は失読症が何かも知らな
かった」(島影さん)が、芳幸さんから生活する上での苦労を聞いたり、一緒に行動して問題点を学ぶなどして、
製品のアイデアを明確にしたという。

 さらに、より具体的に製品化を進めるためにIAMASへの進学を決意。より利便性の高い製品へと昇華
できるよう、現在は別の失読症患者やデザイナー、プログラマーらと開発を続けている。

 「ビジョンに共感してくれる企業との協業関係も模索していきたい」と、今年8月には法人を立ち上げるなど
して製品化に向け加速。現在は、大学生時代から数えると3代目となる試作品までこぎ着けている。小型化が
進むなどすれば、弱視の人や外国人、読み方を思い出せない高齢者にも役立つ眼鏡となる可能性も秘めた
「OTON GLASS」。島影さんは「本当に必要としている人に、本当に必要とされる製品に育てたい」と夢を
膨らませている。

http://www.gifu-np.co.jp/hot/20141126/201411261239_8950.shtml
http://www.gifu-np.co.jp/hot/20141126/201411261239_8950.jpg
http://www.gifu-np.co.jp/ 岐阜新聞 Web (2014年11月26日 12:39)配信
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1416830171/287 依頼

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