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【政治】派遣法改正案の審議で「世界一、多忙な」首相が空しく90分間過ごす〜矛盾を恥とは思わない人たち

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/11/21(金) 14:56:12.35 ID:???
★【政界徒然草】首相が空しく90分間過ごしたワケ〜矛盾を恥とは思わない人たち
2014.11.21 06:00

国会への出席回数が多く「世界一、多忙な首脳」とも言われる日本の首相だが、安倍晋三首相は7日、
平日の約90分間をむなしく過ごした。派遣労働のあり方を見直す労働者派遣法改正案を審議する
同日の衆院厚生労働委員会が、野党の出席拒否で空転したためだ。

塩崎恭久厚生労働相の答弁が改正案の趣旨と異なっているとして野党は反発した。改正案を早期に
成立させたかった与党は、最終的に渡辺博道委員長(自民)の職権で委員会を開会、野党は出席を拒否した。

そのため質問時間を割り当てられていた民主や維新、次世代、みんな、共産の野党5党の議員は、
審議を行う衆院別館内の第16委員室に現れなかった。その間、首相は所在なさげに足を組み直したり、
隣にいた塩崎氏らと会話をするなどして、手持ちぶさたの状態で待機するしかなかった。

これを政界用語では「空回し」と呼ぶ。首相が出席しながら、審議が空回しになるのは、野田佳彦政権
だった平成24年8月の衆院財務金融委員会以来。当時は野党だった自民党などが特例公債法案の
採決方針に反対して審議を拒否し、当時の野田首相が安倍首相と同じような状況になった。

7日といえば、首相にとっては9〜17日の長期外遊を目前に控えた時期だった。首相が厚労委で
しばりつきにあっていた時間帯に、中国を訪問していた谷内正太郎国家安全保障局長が帰国、官邸に入った。
厚労委を終えて官邸に戻った首相は谷内氏と面会。第2次政権で初となる習近平国家主席との
日中首脳会談の段取りを話した。

しかし、その直前まで首相は無為に時間をすごしていた。公の場で、ぼーっとしているしかなかった。
読書や資料を読みふければ批判が出たかもしれない。もちろん居眠りをするわけにもいかない。
空回し中もカメラや記者は委員室に入っていたので、談笑でもすれば不謹慎だと言われただろう。

野党議員が来るまで官邸で待機するなり公務をこなすなりしていればいいのに、それはそれで野党は
批判しただろう。結局、衆人環視の場で時間が過ぎるのを待つしかない。静まり返った委員室で日本の
トップが、来るはずもない野党を待ち続ける。首脳がこんなばからしい時間を過ごさなければならない
先進国は日本だけではないだろうか。

厚労委は渡辺委員長を除き委員が44人在籍。野党は欠席した一方、委員室には与党側30人がいた。
その少なくとも3分の1以上が気持ちよさそうに下を向いていた。それでも彼らには歳費が支払われている。
もちろん委員会に出なかった野党側にもだ。

取材している側としてもばかばかしいと思ったが、当事者になってしまった首相は恐らく
「こんな野党を相手にしているだけ時間の無駄」と感じ、解散の決意を一層固めたのではないだろうか。

野党には野党なりの主張があるだろう。民主党筆頭理事、山井和則氏は記者団に「塩崎氏が法案内容と
180度違う答弁をしたことを認め、もうしないと約束してもらわないと審議入りできない。
しっかり審議をしたいんです」とまくし立てた。

民主党の川端達夫国対委員長は「許し難い暴挙だ」とほえたが、国民にとっては、必要な法律ならば
適切な審議を経て成立し、必要でない法律ならば成立させなければいいだけの話だ。それも議論しない
ことには始まらない。そもそも民主党の海江田万里代表は改正案を「廃案に追い込む」と息巻いていた。
議論に入る前から廃案を掲げていたら議論の余地もない。 >>2へ続く

http://www.sankei.com/premium/news/141120/prm1411200008-n1.html

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/11/21(金) 14:56:19.65 ID:???
>>1より

21日に衆院解散となる今となっては情勢は変わったが、野党は当時、11月30日までの今国会の
会期の延長を求めていた。その野党が審議に出ないことに、どのような説得力があるというのだろうか。

こうした危機感は、当事者にも一応あるようだ。主要政党は5月27日に国会審議の充実に関する
申し合わせに合意した。自民、公明、民主、日本維新(当時)、結い(同)、みんな(28日に解党)、
新党改革の各党の国対委員長らが6項目の申し合わせについて署名した。その筆頭に掲げられたのは
「党首討論の原則毎月実施」だった。

だが、これもさっそく形骸化した。通常国会の会期中だった6月は1回開催したが、9月29日召集の
臨時国会では結局1回も開催されなかったのだ。

主要政党が党首討論を重視しているならば、早い段階で日程を決めておけばいいだけの話だ。
例えば「毎月第1水曜日は党首討論の日」とでも申し合わせればいい。

10月に入って与野党ともに党首討論を開催する気配はなかった。その後、11月26日の開催で
合意したが、これも解散によって幻となった。だれに強制されたわけでもなく、自分たちで決めた
合意を平気で破ることに恥はないのだろうか。こんな人たちのやることを信用してくれといわれても
困ったものである。(政治部 酒井充)

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