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【政治】「吉田調書」など公開 菅直人元首相は福島原発事故で何を批判されているのか?

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/09/25(木) 13:18:20.07 ID:???
★「吉田調書」など公開 菅直人元首相は福島原発事故で何を批判されているのか?
2014.09.24 19:53

東日本大震災直後に発生した福島第一原発事故。発生から3年半が過ぎた今も、多くの方々がまだ
避難を余儀なくされ、現地では収束に向けた努力が続けられています。私たちはこの事故から
何を学んだのでしょう。どうしたらこのような事故を二度と起こさないようにできるのでしょうか。

■菅氏の行動への批判と反論
9月11日、政府はその手がかりとなる資料を公開しました。政府の事故調査・検証委員会が関係者を
個別にヒヤリングしたもので、最終報告書のもととなった個別資料です。従来非公開だったのですが、
朝日新聞が今年5月20日朝刊一面で、福島第1原発所長だった故・吉田昌郎氏の聴取結果書、通称「吉田調書
」を入手したとして「所長命令に違反 原発撤退」という見出しでスクープ。その真偽や解釈をめぐって
激しい議論が沸き起こり、政府はこの「吉田調書」と事故当時の政府関係者18名の聴取結果書を公開する、
という異例の対応をとったのです。これを受け朝日は9月11日に一部報道を修正、謝罪しています。

事故後、世論の批判を浴びた人物に、当時の首相・菅直人氏がいます。菅氏は「原子力緊急事態宣言」のもと
設置された「原子力災害対策本部」の本部長でもありました。しかしその対応は一部関係者が高く評価する一方で、
批判する意見が根強く、民主党政権の地盤沈下を招く一因にもなりました。2011年3月、福島第一原発で何が
起こったのか。今後同様の事態が起きたとき、私たちはどうするべきなのか。吉田調書が公開された今、
改めて考えるために、菅氏と福島原発事故、東電をめぐる一連の問題について、論点を整理してまとめてみました。

(1)原発事故現場への急な視察
菅元首相は震災の翌日3月12日朝午前7時過ぎに、福島第一原発をヘリで直接視察。
その後も何度か直接電話をしました。吉田所長はこれについて違和感を表明しています。
「何で官邸なんだというのがまず最初です。何で官邸が直接こちらにくるんだ。本店の本部は何をしているんだ」(吉田調書)
政府事故調の最終報告書でもこのように指摘されました。
「介入は現場を混乱させ、重要判断の機会を失し、判断を誤る結果を生むことにつながりかねず、弊害の方が大きい」(政府事故調の最終報告書)
また読売新聞は8月31日の社説で、「現場の状況を踏まえぬ菅氏らの過剰介入が、作業を遅らせ、士気を損なった。重い教訓である」と断じています。

(菅氏の反論=要旨)
・住民の避難を判断するのは原子力災害対策本部の役目。そのためにはベントがいつ行われ、どの程度の放射性物質が放出されるかを知ることが重要だった。
・ 東電本店から官邸に来ていた担当者は「分からない」という。ベント作業をめぐる現場の状況についても伝わってこなかったので、手探りで避難範囲を決めていた。
・住民避難の判断のため、現場の責任者と直接話す必要があった。 >>2へ続く

http://thepage.jp/detail/20140924-00000020-wordleaf

関連スレ
【朝日騒動】原発「吉田調書」誤報の陰に「菅直人元総理」の昵懇記者 「手抜き除染」報道で新聞協会賞
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1411371175/0-
関連スレ
【吉田調書】故吉田所長、民主党政権を激烈に批判「アホみたいな国のアホみたいな政治家」 菅元首相、やはり原発事故対応の障害か…
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1410536667/
【吉田調書公開】現地視察「吉田所長に迷惑かけたかも」 菅元首相、ブログで釈明
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1410495576/
【朝日誤報】都合のいい部分を抜き出すというより、吉田調書の一部しか入手できていなかったのでは…なお朝日には菅直人氏と昵懇の記者がいると週刊新潮
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1410593725/

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/09/25(木) 13:18:28.66 ID:???
>>1より

(2)現地視察時に怒鳴る
3月12日朝の現地視察での管氏は非常にイラだった態度だったと指摘されています。
「今度は免震棟に入った。そこに交代勤務だと思うのですが、作業員の人が大勢いた。中には上半身裸というか、
除染などの人だと思うのですが、大変だなと思ったのです。その前で菅はなんと言ったかというと、何でおれが
ここに来たと思っているのだと言ったのです。これには私はあきれました」(池田元久元経済産業副大臣の聴取結果書「池田調書」)

(菅氏の反論=要旨)
・声が大きかったかどうかより、誰と何を話していたかが重要。
・バスの中では声がよく聞こえず、声が大きくなっていたかもしれない。誤解もある。

(3)「東電撤退」問題と本店乗り込み
3月15日午前3時頃に東電・清水正孝社長(当時)から海江田万里経産相(当時)に現場職員を福島第二原発に退避
させられないかという連絡が入り、東電が全面撤退するのではないかと疑った菅氏は午前5時半に東電本店に乗り込み
「撤退したら東電は百パーセントつぶれる」「逃げてみたって逃げ切れないぞ」などと怒鳴ったとされています。
これをテレビ会話回線で見ていた吉田氏は不快感を表明しています。
「『撤退』みたいな言葉は、菅が言ったのか、誰が言ったのか知りませんけれども、そんな言葉を使うわけがないですよ」
「ほとんど何をしゃべったか分からないですけれども、気分悪かったことだけ覚えています」(吉田調書)

(菅氏の反論=要旨)
・福島第一原発撤退の意向は、清水社長の口から出たもの。電話を受けた海江田経産相、枝野官房長官は東電が全面撤退の了解を求めてきたと解釈していた。
・東電の全面撤退を阻止するために、本店に向かった。むしろこの行動によって事故の拡大を封じ込めることができた。

(4)原発への海水注入
3月12日19時4分、福島第一原発にいた吉田所長は海水注入に踏み切りますが、その直後に首相官邸からかかってきた
電話でこれを中断するよう指示を受けました。この指示をめぐり、2011年5月21日の読売新聞は「首相意向で海水注入中断」
と一面で大きく報じますが、菅氏はこれを全面的に否定。その後吉田調書などから、この電話をかけたのは当時官邸に
詰めていた東電の武黒一郎フェローだったことが明らかになっています。また、吉田所長はこの指示を受け入れず、
実際には海水注入をそのまま継続していたことも分かりました。しかし、この中断指示が武黒フェローや東電本店の
判断だったのか(菅氏はそう主張)、官邸の意向や空気を読んでのものだったのかは、まだはっきりしていません。 

(5)その他の「菅直人批判」
こうした菅氏への批判報道にとくに積極的なのは読売新聞、産経新聞などだといわれていますが、
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「震災報道が少し落ち着いた頃からは、右も左も関係なく、ほぼすべての
メディアが問題視していたはず」と指摘します。ポイントとなったのは、危機管理の責任者としてのリーダーシップの欠如でした。

「未曾有の大災害が起こったとき、その危機管理の司令塔であるべき総理大臣が、こんなにあちこち動き回るのは
いただけません。官邸にはありとあらゆる情報が上がってくるのですから、その場を動かず、必要な決断を下すのが
本来の役割でしょう。しかも、あのときは原発だけじゃなく、東日本全域にさまざまな被害が出ていた。
そんなときに特定の事象にこだわって、現場に行ったりするべきではありません。
しかも、その結果、東電や現場の吉田所長と対立までしてしまったのは、いかにもマズイでしょう」

こう分析した上で、鈴木氏は原発特有の事情にも留意すべきだとします。
「法律上、原発事故は事業者責任です。だから今回の責任も、政府ではなく、東電にあるという建前になっています。
実際には、安全管理やエネルギー政策などの面で政府は常に干渉してきますが、いざ事故が起こっても彼らは
指示するだけで、責任を持たないのです。この曖昧な構図は事故直後のやりとり、現在の復旧活動にも影響を与えています。
菅氏もたしかにマズかったのですが、それ以上に、こうした仕組みをつくりあげた歴代の政権、つまり自民党にも
大きな責任がある。それを忘れるべきではありません」(岩田智也/清談社)

3 :名無しさん@13周年:2014/09/25(木) 14:57:24.46 ID:Rfuzfyxe8
菅直人を擁護の朝日新聞の吉田調書スクープは異常

4 :名無しさん@13周年:2014/09/25(木) 14:57:32.31 ID:huKGQKASu
(*´ω`*)ノ 

5 :名無しさん@13周年:2014/09/25(木) 15:06:25.32 ID:Gvm1m6Reo
つーか近隣住人への退避命令とか放射能の飛散データ公開しなかったりとか
一時退避した人へのケアとか肝心な所が全部ダメだったじゃん

総レス数 5
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