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【社会】知られざる公安警察「ソトニ(外事二課)」と中国産業スパイの熾烈な戦い。気づかぬうちに、あなたも中国のスパイになる!?

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/09/16(火) 15:39:27.34 ID:???
★知られざる公安警察「ソトニ」と中国産業スパイの熾烈な戦い。気づかぬうちに、あなたも中国のスパイになる!? (後篇)
竹内明(TBS『Nスタ』キャスター)

(中略)
■ステガノグラフィー
東京でのカウンターインテリジェンス(防諜活動)は、警視庁公安部の外事部門が担当する。
「外事一課」がロシア、「外事二課」が中国と北朝鮮、「外事三課」が国際テロ対策を担う。

諜報員たちを追うスパイハンターたちの捜査活動の基本となるのが「行確」、つまり秘匿追尾や秘撮、
秘聴を駆使した監視活動だ。レストランの店員や道路作業員、カップルを偽装しながら何ヵ月、
時には何年間も情報機関員を追い続け、エージェントとの秘密情報の受け渡しの証拠を掴む。

端緒は、所轄の制服警官が掴むこともある。地域課の警察官たちには、「対象車両一覧」という
メモが配布されている。そこには各国の機関員たちの車両ナンバーが書かれている。
たとえば中国大使館なら「91××」、ロシア大使館だったら「79○○」といった具合に
外交官ナンバーの上二桁で国名を判別できる。

この番号一覧の、上二桁と下二桁を入れ替えるなど、署独自の暗号化を施したものを、
警察官たちは制帽の裏側などに貼りつけているという。「対象車両が通過した」「対象車両
が路上駐車されている」など、連絡をいれた警察官は点数が加点されるシステムだ。
「駐車連絡」を受ければ、外事一課や外事二課のスパイハンターたちが臨場する。

だが、こうした捜査手法では、諜報活動の証拠を掴むことが難しくなっている。
機関員とエージェントの接触回数が激減しているのだ。

秘密文書を予め決められた場所に置いておく「デッドドロップ・コンタクト」や、
すれ違いざまに受け渡す「フラッシュ・コンタクト」を使わず、離れた場所からの
ブルートゥース通信で、受け渡しを行なうようになっている。一見、普通のウェブサイト上の画像に、
指令文などのデータを隠ぺいする「ステガノグラフィー」も使いはじめている。

技術の進歩にくわえ、情報管理の甘さと言う深刻な事態が追い討ちをかけている。

実は、外事一課第四係が2005年に捜査した東芝子会社社員のスパイ事件では、ロシアのSVR機関員
サベリエフが捜査中に帰国。2006年のニコン技術者のスパイ事件ではGRU機関員ペツケビッチが
出頭要請直前に帰国。2007年の内閣情報調査室員スパイ事件ではGRU機関員のベラノフと
グリベンコが強制捜査の直前に帰国したというのだ。

「警察内部に『モグラ』がいて、捜査情報を漏らしているのではないか。我々は本気で考えて、
情報の漏洩ルートを検証した」

四係ウラ作業班に所属するスパイハンターは歯軋りする。私が新刊『背乗り(ハイノリ)』
(講談社刊)で描いたように、モグラ=組織内に潜入した敵のスパイがいることを疑っているのだ。

また、外事三課が負った致命的な打撃は、読者もご記憶かもしれない。協力者工作や行確対象者の
データが大量にネット上に流出したのだ。この事件では、若い頃からエースと呼ばれた辣腕捜査員らが
警察署に飛ばされたが、真相は闇の中だ。

■「ソトニ」のスパイ捜査がつつぬけだった「李春光事件」
昨今、重要度を増している外事二課、通称「ソトニ」で起きた事態も深刻だ。
「ソトニ」では、三係が中国の情報収集、四係が中国の諜報事件の捜査を担当する。
彼らの動きが久々に注目されたのが、一昨年の「李春光事件」だ。

「ソトニ」は在日本中国大使館経済商務参事処一等書記官・参事官代理の李春光について、
人民解放軍参謀二部に所属する機関員と見て行確していた。大使館員として赴任する前の
中国社会科学院日本研究所での肩書きが人民解放軍の指定ポストだったからだ。

明るく人懐こい性格で、日本を愛していると言って憚らないこの男は、松下政経塾出身ということもあり、
民主党政権に深く浸透し、政界積極工作(アクティブメジャーズ)に従事していていると、
スパイハンターたちは睨んでいた。>>2へ続く

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40339

関連記事
知られざる公安警察「ソトニ」と中国産業スパイの熾烈な戦い。気づかぬうちに、あなたも中国のスパイになる!? (前篇)
竹内明(TBS『Nスタ』キャスター)2014年09月15日(月)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40338

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/09/16(火) 15:39:34.46 ID:???
>>1より

だが、極秘に進められていた捜査は、かなり早い段階で永田町に漏れていた。
遅くとも着手9ヵ月前の2011年夏には、総理官邸が捜査の動きに感付いていたのだ。

ある政権幹部は、こう耳打ちされたという。

「李春光は中国のスパイとして公安に尾行されている。
付き合いのある者は、一切の連絡を絶て。でなければ、事件に巻き込まれることになる」

年末には「野田総理訪中をめぐって起きた官邸内の内部戦争」と題する怪文書が永田町に出回り、
農産物の対中輸出をめぐる疑惑が表ざたになった。怪文書の末尾には「汚職構図には在東京
中国大使館の関係者も関与しているので・・・・・・」と書かれており、李春光の関与が示唆されていた。

李春光疑惑は公のものとなり、一部の記者たちが李を追い始めた。
こうなると、スパイハンターたちの行確は難しくなる。行確対象が警戒し、行動を自粛し始めるからだ。

結局、翌年5月末になって、李春光はウィーン条約に反する商業活動をするために、虚偽の身分で
外国人登録証を取得したという「微罪」で書類送検されるのだが、李はソトニの出頭要請を無視、
外交官特権を盾に帰国した。しかも公式発表では「スパイ事件」ではなく、単なる不良外交官の
金儲けであるかのように矮小化された。

「これはモグラ以前の問題だ。日本社会には防諜意識の緩さが染み付いている。
これほど情報が漏れまくる、スパイ活動をしやすい国はないだろう」(外事二課のスパイハンター)

防諜捜査の現場から職人が消え始めていることも大きな問題だ。尾行や張り込みどころか、
取り調べの経験もないキャリア官僚たちは、トラブルを顧みない職人気質のスパイハンターよりも、
安全運転の捜査員を重用しがちだ。情報をとるために突っ込んでいく者はトラブルが起きても
守ってもらえず、無残に放逐されていく。

キャリアたちは好き勝手な捜査指揮をして2〜3年で出世して去ってゆく。
職人気質のスパイハンターたちは、肌色の合わない上司がいる間、頭を低くしてやり過ごすが、
やがて自身も「5年ルール」によって人事異動の対象となり、警察署に出てしまう。

「ソトニ所属の捜査員はせいぜい100人余り。中国担当は多いときでも60人程度だ。現場は管理ばかりが
上手い連中ばかり。若手を訓練してもすぐに人事異動してしまう。スパイ捜査の技術伝承はうまく
いっているとはいえない」(外事二課のOB)

リスクを取らずに、言われたことだけをやっていればいい。いま、スパイハンターの現場にはそんな
空気すら蔓延し始め、防諜活動に情熱を注ぐ者が減っているという。官僚たちが求める情報保全の
法整備よりも、現場の人材育成、体制の強化のほうが先決なのかもしれない。

竹内明(たけうち・めい)1969年神奈川県生まれ。慶應大学卒業後、TBSに入社。報道記者として
警察・検察を担当。オウム真理教事件、警察庁長官狙撃事件などを取材。のちニューヨーク特派員
となりFBI・CIA取材、対テロ戦争、ハイチのクーデターなどの現場を経験。現在、『Nスタ』
編集長・キャスター。著書に『秘匿捜査?警視庁公安部スパイハンターの真実』『時効捜査 警察庁
長官狙撃事件の深層』(いずれも講談社)がある。9月18日に初の諜報・公安小説『背乗り〜ソトニ 
警視庁公安部外事二課〜』を上梓

3 :名無しさん@13周年:2014/09/16(火) 16:08:52.74 ID:mxiVoYhJ4
中韓の人間と馴れ合わないのは基本ですよ。
なんにしたって他人と馴れ合うやつはロクなもんじゃないが。

総レス数 3
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