【朝日誤報】慰安婦、吉田調書に続き、テレ朝「報ステ」の偏向報道　「謝ればいいという問題ではない」と深谷隆司氏

★朝日　恥の上塗り
自民党　元通産大臣　深谷隆司　2014年09月13日 16:39

月刊誌、「文芸春秋」に次ぐ発行部数の「WILL」の取材を受けた。

私がこのブログで、「朝日新聞購読をやめました」と書いたから、来月号で取り上げたいというのである。
かなりの話題になっているらしい。

取材の前日の9月11日、突然、朝日新聞木村伊量社長の謝罪記者会見があった。しかし、その内容は更に酷すぎて、
同新聞の誤った体質が一層露呈され、私の「言いたい放題」の話題は益々尽きなくなった。

去る5月、朝日新聞は福島原発での「所長命令違反、原発撤退」のスクープ？とやらで、福島原発の9割にあたる
所員が、吉田所長の待機命令に背いて撤退したと報道した。今は亡き吉田所長や所員たちの命がけの英雄的行動が、
一変して卑怯な振る舞いとなった訳で、早速、ニューヨークタイムズはじめ多くの海外メディアが取り上げ、
一斉に「恥ずべき物語」等と揶揄的報道となってしまったのである。

今回、政府事故調査・検証委員会の聞き取り調査で答えた聴取結果（吉田調書）が、全文公開された為に、
朝日の記事の誤りが暴露され、動かぬ証拠の前で、謝罪せざるを得なくなったのである。
もし、公開されなかったらどうなっていただろうか。原発所員の名誉は傷つけられたままで終わっていたのである。

その折、慰安婦問題についての記者からの質問に、「たまたまこういうことでありますので、今日はいわゆる
吉田調書についての会見ということで、あわせて御説明・・・云々」と訳の分からぬ発言、狼狽ぶり、
こんな重要なことを「ついでに」言うのかとあきれ、腹立たしかった。

8月5日、6日、慰安婦問題の点検・検証で、朝日新聞が何度も報道した「吉田書簡」は虚偽であったと取り消した。
吉田清治なる詐欺師ともいうべき男にだまされて、歴史の事実を報道によってねじ曲げた。

朝日新聞の報道を元に、国連人権委員会で「クマラスワミ報告」が出され、今や日本は「性奴隷国家」などという、
いわれなきレッテルまで貼られてしまった。拉致、監禁、強姦を日本が組織的にやったとの印象を国際的に広め、
日本人の名誉を失墜させた。日本人の尊厳と、国益を失ったことの罪はあまりにも大きいのである。

「検証記事についていろいろな批判を受けているが、内容には自信を持っている」との発言もあった。
いわば「謝罪しない宣言」だ。

「訂正の記事が遅れたことはお詫びする」とか、「広い意味での強制性はあった」と言ったが、
「強制連行」が問題なのに、これでは論議のすり替え、言い訳、自己弁護なのである。

「報道ステーション」を見ていたら、古館伊知郎氏が盛んに「朝日新聞の謝罪なし」に異を唱えて、
自ら何度も謝っていた。珍しいこともあると思っていたが、新たに検証すると言って、宮沢元首相や河野洋平
元官房長官等の当時の発言などを報じた。しかし、全体的に感じたことは、言葉とは裏腹で、やっぱり、
「他の人も間違っていた」と言わんばかりの論調で、自己弁護以外のなにものでもないといった印象であった。

10日放映の、川内原発問題で出演した原子力規制委員会田中俊一委員長が、「答える必要がない」とすげない
言い方をした場面があった。国民に理解を求める為に、もっと親切に言うべきではないかと咄嗟に私は
不信感を覚えたが、今朝（13日）の産経新聞の記事で全てが氷解した。

火山の質問に対して答えているにもかかわらず、別の質問に対する「答える必要がない」という回答に
なるように編集していたのである。

この他にも番組の中で、竜巻の審査ガイドの修正を「火山ガイドの修正」と間違って報道、ナレーターが
「審査基準を修正するならそのまま合格とせず、修正した正しい基準で審査すべきではないのか」と主張していた。

規制委員会は「事実誤認と意図的な偏向編集がある」として訂正と謝罪を要求した。　>>2へ続く

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【朝日誤報】慰安婦、吉田調書に続き、テレ朝「報ステ」の偏向報道 「謝ればいいという問題ではない」と深谷隆司氏

【朝日誤報】慰安婦、吉田調書に続き、テレ朝「報ステ」の偏向報道　「謝ればいいという問題ではない」と深谷隆司氏