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【環境】 進行中の大量絶滅が人類に与える脅威 [ナショナルジオグラフィック]

1 :Twilight Sparkle ★@\(^o^)/:2014/08/28(木) 20:05:10.56 ID:???0.net
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 8月27日(水)19時13分配信

■進行中の大量絶滅が人類に与える脅威

 6500万年前の小惑星衝突で恐竜が地球上から全滅して以来過去にない規模で、今日次々と生物種が絶
滅に向かっている。この生物界のハルマゲドン(世界の終末における決戦)は主に人類が引き起こしている
ものだが、ほとんどの人たちは関心なさそうにあくびをし、肩をすくめてこの事態を受け入れている。

 オーストラリアの人類学者トム・バン・ドゥーレン(Thom Van Dooren)氏はその新著『Flight Ways: Life and
Loss at the Edge of Extinction』で、我々がいかに生物界とつながっているか、そして生物種が絶滅したとき
我々が失うのはただリスト中のひとつというだけではないことを示し、無関心の壁を打ち破ろうと試みている。
我々は自身の一部を失うことになるのだ。

 彼は死を悼むカラスと都会のペンギン、インドのハゲワシについて話してくれた。

◆私たちは大量絶滅の時代に生きています。状況はどのくらい悪いのでしょうか?

 私たちが第6の大量絶滅の時代に生きているという考えは、今やかなり広く受け入れられていると思います。
第5の絶滅は6500万年前、恐竜が姿を消したときです。現在、私たちはそのときと同じくらいの速さで生物多
様性を失いつつあります。そしてその主な要因は、人間社会です。

 種を失うことは単にリストに挙げられる概念上の生物を失うというだけではなく、文化的、社会的関係が破
綻し、世界へ様々な影響が波及することにつながります。

◆それにもかかわらず、一般市民が上げる声は非常に小さいとのことですね。あまりにも大きな危機なので、
人々は途方に暮れてしまっているだけなのでしょうか?それとも?

 途方に暮れてしまっている人々もいるでしょう。ですが、ほとんどの人たちはただ純粋に、私たちが今経験
している生物多様性を失う速さについて気付いていないだけだと思います。

◆「都会のペンギン」についてお話しして頂けますか?

 オーストラリア本土に残った最後のコロニーのひとつが、たった60〜65ペアのつがいなのですが、オースト
ラリア最大の港であるシドニーに生息しています。フェリー埠頭の下に巣を作ることもありますが、気付かな
い人も多いです。このペンギンは体高30センチほどの小さな美しい鳥で、有史以来ずっとこの地域に来てい
ます。ペンギンが夜イヌやキツネに攻撃されないよう見張っている自然保護活動家やボランティアのペンギ
ンパトロール隊の献身的な活動のおかげで、なんとかやってこられています。

◆悩みのひとつが人間例外主義というものだそうですが、これはどういったものですか?

 これは哲学者が使う概念で、人間は他の自然界とは区別される存在だとする考え方を表すものです。

◆万物の霊長という?

 その通りです。少なくとも西欧社会では、私たち自身動物であるという考え方よりも、自分たちは不滅の魂
を持つ唯一の存在であるとか、合理的精神と世界を操り支配する能力を持つことで区別される特別な生き
物だというような考え方が長い歴史の中で存在してきました。

 人間例外主義の原因を分析することで、人間を「生命社会」に立ち返らせる試みが可能になります。

◆絶滅は私たちに複雑な影響を与えます。インドのハゲワシについてお話しして頂けますか?

※2014/08/28時点で一般公開が確認出来た記事の一部を引用しました、全文は元サイトでどうぞ
(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト) - Y!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140827-00000006-natiogeog-sctch

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