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【国際】ISISの報復は米本土へのテロ攻撃か 「ホワイトハウスにアラーの旗を立ててやる」
- 1 :野良ハムスター ★@\(^o^)/:2014/08/27(水) 19:02:29.61 ID:???0.net
- 迷彩服姿に自動小銃を手にしたひげ面の男が、カメラの前で笑って言った。
「ホワイトハウスにアラーの旗を立ててやる」
男の名はアブ・モーサ。ISIS(イラク・シリア・イスラム国、別名ISIL)の広報担当者だ。
このスンニ派テロ組織は予想を上回る勢いでイラクとシリアを席巻している。
彼らはアメリカにとって、どの程度の脅威なのか。
指導者のアブ・バクル・アル・バグダディは09年にイラクの米軍収容所から釈放されて以来、アメリカへの
復讐を誓っているようだ。出所の際に「次はニューヨークで会おう」という 捨てぜりふを残したという。
米上院軍事委員会のメンバーでもある共和党のリンゼー・グラム議員は、ISISを「本質的な脅威」とみている。
「シリアとイラクでの作戦遂行能力を考えれば、アメリカの都市が炎に包まれてもおかしくない。大統領は本気で対応すべきだ」
グラムの主張は極端かもしれないが、ISIS脅威論を唱える向きはほかにもいる。それでも今年6月の
世論調査によれば、米軍の空爆を支持する意見は45%。地上軍の派遣を支持する声は30%にすぎなかった。
グラムの主張とオバマ政権の慎重姿勢のどちらが正しいのか。「明らかに『本質的な脅威』ではない」と、
ブルッキングズ研究所の中東専門家シャディ・ハミドは指摘する。だが同時に、無視できるわけでもないという。
「今のISISは近くの敵との戦いに注力しているが、将来もそうだという保証はない」
■政府の対策は過剰気味
では、アメリカへのテロ攻撃の危険は高まっているのか。
ISISの今後の動向についてはオバマ政権高官も懸念している。
例えばケリー国務長官はこう語った。「わが国は今後もこの地域の同盟国や国際社会と協力してイラクの人々を
支援する。ISISの暴力的なイデオロギーはイラクと中東地域、アメリカにとって重大な脅威だ」
ヘーゲル国防長官も、ISISを国家安全保障上の脅威と考えている。
「(ISISを)侮ってはならない。戦力のレベルは高く、よく統制されていて資金力もある」
CBSニュースの安全保障担当アナリストを務めるマイク・モレル元CIA長官代理は番組でこう指摘した。
「悩ましい問題だ。アメリカがイラク政府への支援を明確にすればするほど、テロの標的になりやすくなる」
ところで、アメリカの防御策は万全なのか。9・11テロ以降、米政府は7700億ドル以上ともいわれる
テロ対策費をつぎ込み、国土安全保障省と運輸保安局を創設。いわゆる愛国法(テロ対策法)を成立させた。
同法は安全保障の名の下に、事実上あらゆる個人情報の収集を政府に認めるものだ。
おかげで数十件のテロ攻撃を未然に防げたと、当局者は主張している。
一方で政府のやり過ぎを問題視する声もある。リベラル派は愛国法の成立当初から猛反発してきた。
確かに徹底した監視活動や空港での検査、市民に通報を呼び掛ける標語には、過激派以外もいら立ちを覚える。
それでも多くの国民は、やむを得ずテロ対策の強化を支持してきた。
今月初め、ツイッターでイスラム過激派への支持をつぶやいたアメリカ人の男が銃火器の所持を理由に
ニューヨークの空港で逮捕された。CNNは、「海外旅行帰りの男性、ISIS支持の容疑で逮捕」と報じた。
確かにISISのような組織への支持表明は、愚かで不道徳な行為だ。
今では、それだけで逮捕される可能性もある。
From GlobalPost.com特約
[2014年8月26日号掲載]
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2014/08/post-3369_1.php
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