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【国際】「俺の恥ずかしい過去を検索できないようにしろ!」著名SM弁護士がグーグルを訴え過熱…欧州で「ネット上から忘れられる権利」

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/08/17(日) 14:36:14.69 ID:???
★著名SM弁護士がグーグルを訴え過熱、ビヨンセも被害…「ネット上から忘れられる権利」欧州で盛り上がる背景
2014.8.17 12:00

7月13日付の本コラムでちらっと触れましたが、米グーグルは、欧州連合(EU)の最高裁にあたる
欧州司法裁判所(ECJ)が今年5月13日に下した裁定を受け、とうとうユーザーが主張する
「ネット上から忘れられる権利」を認めさせられ、6月末から要望のあった個人の情報の削除作業に入っています。

ごく簡単に言えば「グーグルで検索したとき、氏名など自分に関する情報がネット上に表示されないように
してくれ」という権利です。そもそも「頼んでもないのに、検索したらお前らのサイトに何で俺の名前や
情報が出てくるんだよ。ずうずうしいわ」と疑問に思っている人は少なくありません。

事実、グーグルがECJの裁定を飲み、5月30日にEU域内を対象に削除申請のページを開設したところ、
たった1カ月で7万件もの申請が殺到。グーグル側は削除処理に追われまくっています。削除処理が終わると、
申請した人たちに関する情報は、EU域内のグーグルの検索結果からめでたく除外されるといいます。

自分に関するいわれなき誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)の投稿などを非表示にしてほしいという訴えは、
至極当然だと思います。立派な個人の権利です。5月13日付米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)
などによると、ECJは「グーグルといった検索サイトの運営者は、一定条件のもと、個人情報を含む
ウェブページへのリンクを検索結果から削除する義務がある」と断言しました。

ちなみに、ECJがこの裁定を下したきっかけは、社会保障費を滞納した過去がネット上に出てこないように
してほしいというスペイン人男性らの訴えでした。

そんな「ネット上から忘れられる権利」をめぐり、欧米ではいま、大変な論議が巻き起こっています。

◆隙つけ込んだFIA元会長の英国人弁護士
英BBC放送(電子版)などが7月29日に報じていますが、国際自動車連盟(FIA)の元会長で
英国人弁護士のマックス・モズレー氏(74)が、2008年に英タブロイド紙に掲載された売春婦たちとの
私的なSMパーティー写真や動画が未だにネット上で閲覧可能になっているとして、グーグルを提訴したのです。

「グーグルはインターネットへの入り口としての役割から、巨額の利益と多大な影響力を得ており、
法の遵守(じゅんしゅ=順守)はもちろん、自らが法に準ずる正しい規範を示さねばならない」

モズレー氏は提訴に関してこう訴え「(今後)裁判所が出す判決を(グーグルが)無視することは許されない」と怒りました。

英紙ガーディアンやデーリー・テレグラフ(いずれも電子版)によると、モズレー氏は、グーグルが自身の
私的写真を閲覧可能にしていることは、英国のデータ保護法に違反しており、個人情報の悪用にあたるとして
7月29日、日本の最高裁判所に相当する高等法院に提訴したのです。 >>2へ続く

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140817/waf14081712000005-n1.htm
「恥ずかしい過去が検索結果に出てこないようにしろ」とグーグルを提訴したマックス・モズレー氏。
欧州では「ネット上から忘れられる権利」を求める声が激増している…
http://sankei.jp.msn.com/images/news/140817/waf14081712000005-p1.jpg

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/08/17(日) 14:37:15.28 ID:???
>>1より

◆勝訴1000万円の損賠…ストライサンド効果とは
モズレー氏はFIAの会長だった2008年3月、5人の売春婦とロンドンの高級住宅街チェルシーにある秘密の
地下牢でナチス・ドイツ風のコスプレでSM乱交パーティーに興じていたと英タブロイド紙ニューズ・オブ・ザ
・ワールド(11年廃刊)に報じられ、同紙によって現場写真や動画をネット公開されたのでした。

モズレー氏は同月、この新聞社をプライバシーの侵害などで提訴。裁判所は約4カ月後の7月、「彼女たちと乱交
パーティーは行ったのは事実だが、私はナチス・ドイツの思想の信奉者では決してなく“ナチス・ドイツ風のコスプレ”
という報道は嘘だ」とのモズレー氏の主張を認め、この新聞社に対し、モズレー氏に6万ポンド(約1000万円)
の損害賠償金を支払うよう命じました。

昨今、欧州で盛り上がる「ネット上から忘れられる権利」に加え、こうした勝訴の経緯もあって、モズレー氏は
グーグル側に対して強気に出たわけです。

これに対してグーグル側は「われわれはモズレー氏と協力し、彼が知らせてきた数百のウェブページを既に削除してきた」
と反論し、自社の正当性を主張しました。

この一件、モズレー氏の言い分が一見、正しいような気もしますが、欧米メディアは一様に、有名人であるモズレー氏には
「忘れられる権利」は適用されないとの論調で報道。7月30日付BBCは「モズレー氏は『ストライサンド効果』
の最重要例」と指摘しました。

ちなみに「ストライサンド効果」とは、米女優兼歌手バーブラ・ストライサンドさん(72)が03年、
米マリブの自宅が写るネット画像の公開差し止めを求め提訴したことで、逆に世間の関心を集めたという
皮肉な事例のことを指します。

ストライサンドさんの提訴によって、それまでほとんどアクセスがなかったこのネット画像の掲載ページは
いきなり月間42万アクセスを記録。隠すつもりが結局、逆に注目を浴びるという“藪を突いてヘビを出す”
的な状況に陥ったのでした。

さらに前述のBBCは、米歌手ビヨンセさん(32)が昨年2月、米プロフットボールNFLの優勝決定戦
「スーパーボウル」のハーフタイムショーに出演した際、米ニュースサイトのバズフィードがその模様を彼女の
変顔の写真ばかりを使って報じた一件を引き合いに出しました。

ビヨンセさん側は当然ながら“イメージが崩れる”と変顔写真の削除要請をしましたが、サイト側はそれを拒否し
ただけでなく、逆に抗議が来た事実を特ダネとして報じ、アクセス数を稼いだのでした。盗人に追い銭とはこのことですな。

◆流出した情報を消せないネット時代
こうした事例からBBCは「モブレー氏やビヨンセさんら多くの有名人はこの効果の犠牲者」で
「昔は写真や情報をもみ消すことができたが、ネット時代の今はそうしたことはできない」と警告。

さらに「現代の有名人は、ツイッターの荒らしやネット上でお笑いネタにされることに厚顔である必要がある」
との有名な広報専門家マーク・ボウコウスキー氏の助言を紹介しました。

確かに芸能人などの場合、イカサマのスキャンダルでうまいこと宣伝するくせに、自分に都合の悪い情報だけ削除
しろというのは虫が良すぎるのかもしれません。しかし、一般人には「ストライサンド効果」もへったくれもありません。

グーグルなどは、一般人からの「ネット上から忘れられる権利」についてはそれを最大限尊重し、
「ストライサンド効果」が極力起こらないよう工夫すべきなのです。

ちなみに、冒頭にご紹介したグーグルの削除作業では、混乱していたのか故意なのかは謎ですが、
グーグル側の極めて思慮の浅い対応が明らかになっています。

7月3日付のガーディアン(電子版)などが伝えていますが、とある人物からの削除申請に伴い、検索結果から
除外した情報の中にBBCとガーディアンの報道記事が含まれていたのです。両メディアは個人ブログではなく
報道機関ですから、当然、その事実を報じざるを得ず、結局「ストライサンド効果」が起きてしまったのです。 >>3

3 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/08/17(日) 14:37:21.81 ID:???
>>2より

ところが米などではこの一件を、まるでグーグルが一休さん並みの頓知(とんち)でECJの裁定に一矢報いたと
いったアホ丸出しの屁理屈で報じる連中がいて、殺意がわきました。こういうグーグルへの提灯(ちょうちん)
記事を書く連中は、グーグルが中国で商売したいがために、中国当局の情報検閲要請にほいほい従ったことに
関してはどう思っているんですかねえ…。(岡田敏一)(終わり)

※過去のスレッド(DAT落ち) 最後はこれに対する皮肉かな (^^;)
★【Newsweek】削除依頼する事によって再び過去の事件が掘り起こされる事も 「忘れられる権利」の行使にグーグルがしっぺ返し
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsalpha/1404798856/

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