【環境】アオコ発生で悪臭、皇居のお濠浄化へ・・・地下鉄からしみだす水を利用－環境省

幽斎 ★＠＼(^o^)／

アオコ発生で悪臭、皇居お濠浄化へ…使うのは？
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20140722-OYT1T50072.html

環境省が、地下鉄のトンネルからしみ出す地下水を活用し、皇居周辺のお濠の浄化作戦を検討していることがわかった。
　２０２０年の東京五輪・パラリンピックを環境負荷の少ない「環境五輪」と位置づける
同省の施策の一環で、日本の顔である皇居の美しい景観を、外国人観光客にアピールするねらいだ。

　皇居周辺のお濠は、桜の名所の千鳥ヶ淵や、霞が関中央官庁街近くの日比谷濠など１２か所あり、
約４５万立方メートルの水がたまる。しかし、水温が上昇する夏場になると、
水中の窒素化合物などの肥料成分の濃度が上昇し、富栄養化に伴いアオコが大量発生。水面が緑一色に覆われ、悪臭を放つ。

　お濠を管理する同省皇居外苑管理事務所によると、水質の悪化は、新しい水の供給が止まり、
水の循環速度が遅いことが原因だ。かつては江戸時代に作られた上水道・玉川上水から水が入っていたが、
水を供給する淀橋浄水場（新宿区）が１９６５年に閉鎖され、
現在は、外から入る水は雨水頼み。大雨が降れば下水道からあふれた生活排水も流入し、更に水質を悪化させている。