【社会】「麺食い」に朗報？　生麺が１０分で作れる「フィリップス　ヌードルメーカー」登場[6/4]

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　家電大手のフィリップスエレクトロニクスジャパン（以下、フィリップス）は、
１０分で生麺が作れる「フィリップス　ヌードルメーカー　ＨＲ２３６５」（以下、ヌードルメーカー）を
６月下旬から家電量販店やオンライン通販で発売する。
店頭予想価格は３万２２００円（税別）。

　フィリップスは２０１３年に日本で調理家電に再参入し、油を使わない揚げ物調理器「ノンフライヤー」は、
当初予想の５万台をはるかに上回る累計約３０万台を売り上げた。
　ヌードルメーカーはそれに続く新商品となり、うどん、そば、パスタ、ラーメンなどを最大４人分まで全自動で作る製麺機。
粉と水などの材料を入れてスイッチを押すと、「混ぜる、こねる」に約５分、
約７２０キロの圧をかけて麺を押し出す「製麺」に約５分で生麺ができあがる。
麺作りを手作業で行う際に生地にコシを与えるために必要な「ねかす」工程をすべて機械で行うことで省き、大幅な時短に成功した。

　ヌードルメーカーは２０１３年４月に中国で、１１月に台湾で発売され、日本は３カ国目となる。
日本人の麺の好みを研究して開発した４種類の製麺用キャップは、製粉大手の日清フーズの助言を受けた日本独自の仕様。
買ってすぐ使えるように、日清フーズが開発に協力した日本オリジナルレシピも付属する。

　フィリップスの調べでは日本の３大主食（米、パン、麺）のうち、炊飯器の普及率は９５％、ホームベーカリーは４世帯に１台。
一方で、自宅で麺を手作りする割合は３％で、「時間がかかる」「道具をそろえるのが大変」という理由が、自宅で作るハードルを上げている。
日本人は約４人に１人が週に５回以上麺を食べるという「麺食い」で、
「食べたいときにすぐできる生麺」が「油なし揚げもの」に続くヒットとなるか。

http://www.asahi.com/shopping/articles/SDI201406037509.html?iref=com_fbox_u01

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