【企業】ビッグモーター･保険金不正請求問題…宇土店(熊本県宇土市)では検証した９３件中,不適切疑い４１件

つくび

https://kumanichi.com/articles/1119123
https://aska-theater.com/wp-content/uploads/2023/07/F1Ai4jgaYAEVrZM.jpg　兼重宏行社長

中古車販売大手ビッグモーター（東京）による自動車保険の保険金不正請求問題で、
熊本県内の店舗でも車両を故意に損傷させるなどの不適切な行為が横行していた疑いの
あることが24日、同社の外部弁護士の調査報告書や県内の元従業員への取材で分かった。

　(中略)

県内から抽出された宇土店（宇土市）では、93件のうち41件（44・1%）が確認された。

同社ホームページによると、県内では宇土店と熊本浜線店（熊本市中央区）、
熊本北店（同市北区）、熊本東バイパス店（同市東区）の4店舗が営業中。

宇土店とは別の県内店舗に勤めていた元自動車検査員と元整備士は熊本日日新聞の取材に対し、
「17～21年ごろ、部品交換を含む車検だったのに見た目がきれいな部品は換えないことが日常的にあった」と証言。

反対に、壊れていない部品にオイルを吹きかけてオイル漏れに見せかけ、交換させたこともあった。
こうした行為をやめるよう、本部や店舗の幹部に訴えたが聞き入れられず、退社せざるを得なくなったという。

熊本浜線店では21年以降、車両58台について速度計の法定検査をせずに車検
を通したとして、九州運輸局が今年3月、民間車検場の指定を取り消している。

　(以下略)