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【フランス】 今起きている「働かない若者」問題、カフェも美容院もパン屋も人手不足で大変

1 :擬古牛φ ★:2022/08/15(月) 07:02:02.34 ID:???
★フランスで今起きている「働かない若者」問題、カフェも美容院もパン屋も人手不足で大変

8/14(日) 9:01配信

 フランスのレストランやバーのオーナーは最近みんな、同じようなことを言っています。
「もうこれ以上はスタッフを見つけられない」「ウェイターもシェフもパティシエもいない」……。

 仕事中は長時間立ちっぱなし、走りっぱなし。
疲れはてて帰ってきて、子供や家族と一緒に楽しむ時間もない仕事など、誰もやりたがらないのです。
日本でもレストランなどが人手不足に悩んでいるのは同じですが、フランスとは少し理由が異なる気がします。
日本ではどちらかというと、少子化が少なからず関係しているのではないでしょうか。

 一方で共通点があると感じる点も。フランスでは、若い人たちがあまり「きつい仕事」をすることに
興味を持っていないように感じますが、これは日本でも同じではないでしょうか。
多くはないでしょうが、中には突然仕事を辞める人がいるのも同じです。
彼らは自分の仕事や会社、ビジネスに対してあまり関心を持っていないのかもしれません。

■パティシエも販売員も見つからない

 パリのあるブーランジェ(パン職人)は、5カ月前からパティシエを探していると言いますが、いまだに見つけられていません。
同時に販売スタッフも探していますがこちらも決まらない。パン職人は「これはフランスの気前の良すぎる失業保険のせいだ。
仕事を辞めても、2年間は失業手当をもらえるんだから」と嘆いています。

 実際、フランスは失業保険制度に最も寛大な国の1つです。
そして、多くの人が、新型コロナウイルスの影響下でこの“特権”に気がつきました。
コロナ禍で一部の人たちは、自分の人生の「優先順位」を考えるようになりました。
その結果、人生のクオリティを下げるような仕事などを辞める人が増えているというわけです。

 また、大都市、特にパリにおける生活費の高騰は、多くのフランス人に日常生活の見直しを迫っています。
パリの住宅は非常に高額で、ウェイターのほとんどはパリ郊外に住んでいます。

 しかし、仕事が深夜に及んだ場合、終電が終わった後に自らタクシー代を払って帰らなければならない人もいます
(雇用主がタクシー代を出してくれるかはお店によってまちまち)。

■美容師も足りない

 フランス、特にパリ周辺では美容師も不足しています。
確かに美容師は労働時間が長いうえ、立ち仕事のためかなり体力がいる仕事です。
私が通っているパリの美容院は、8月いっぱいは休業せざるを得なくなったと言います。

 休暇に入る人の代わりになるようなスタッフを見つけるのが不可能だったからですが
(フランス人は7月と8月に長期休暇を取る)、これは初めてのこと。
4〜5人でやっていたサロンが1〜2人になってしまったのです。

 辞めていった人の中には、美容師から完全に転職した人もいます。
1人は保育園に、もう1人は時短勤務を希望して事務職に転職しました。
「美容師は独身者向けの仕事だから……」と認めるソフィーは、自分の仕事を愛しているが、
家庭を持ったら辞めたくなる人が増えるのも仕方ないと理解していると言います。

 フランス人の人々はますます、「自分の時間」が人生で最も貴重だと考えるようになっています。
それに最初気がつくきっかけとなったのが、コロナ禍のロックダウンやその後のリモートワークでした。

 この期間、人々は自分の心を整える方法を見出し、愛する人たち、特に子供たちと一緒にいる
時間が増える一方、会社との関係が希薄になりました。
結果、会社や上司のために犠牲を払おう、という気持ちが薄れていったのです。

 大手自動車会社ルノーでエンジニア兼プロジェクトマネージャーをしているクリスチャンは、
ロックダウン期間中、まず大きな衝撃を受けました。
それまでは、毎日早起きしてオフィスに行ったり、工場に行ったり、安い部品屋を探しに世界中を飛び回るのが、彼の日常でした。
(続く)

東洋経済オンライン https://news.yahoo.co.jp/articles/cbb02e7f73788c2d9e1d1be4d23c316f14c62bac?page=1

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