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【ロシア】 「プーチン失脚」は時間の問題か…ロシア国内「3つの支持基盤」が反逆する異常事態に 「シロビキ」「新興財閥」「メディア」が全て揺らいでいる

3 :擬古牛φ ★:2022/03/20(日) 08:36:01.43 ID:???
>>2の続き

 そして、ナルイシキンは、ドネツク、ルガンスクの独立承認すら本音では反対していた。
そうなると、ウクライナの首都キエフや第2の都市ハリコフへの侵攻は、
「プーチンが独断で決めたのではないか」という疑念がでてくる。

 その判断の基になっている情報は、FSB第5局から出ている。
その5局は、「プーチンを怒らせると怖い」ので、「彼が聞きたい情報」を出していた。

 つまり、プーチンは、その「怖すぎるキャラ」によって、「本当の情報」を得ることができなくなっているのだ。

●外様新興財閥がプーチンに反旗

 プーチン政権第2の支持基盤である新興財閥も揺れている。

 新興財閥は、ウクライナ侵攻で甚大な被害をこうむっている。
欧米では、新興財閥の銀行口座、豪邸、高級マンション、プライベートジェット、
スーパーヨットなどを差し押さえる動きが広がっている。

 そんな中でも、譜代新興財閥のプーチン支持は揺るいでいない。
しかし、外様新興財閥は、公然と反旗を翻すようになっている。

 ウクライナ侵攻に反対している新興財閥は、たとえば、ルサルの元CEOデリパスカ。
彼は2008年時点で世界10位、ロシア1位の大富豪だった(2020年時点で、ロシアで41位まで資産を減らしている)。

 ロシア石油2位ルコイルのアレクペロフ社長。彼は2020年時点で、ロシア5位の富豪だ。

 ロシア4位の銀行アルファバンクなどを傘下におさめるアルファグループの創業者フリードマン。彼は2020年、ロシアで8位の富豪だった。

 さらに、2020年ロシア1位の富豪だったポターニン(インターロスグループ会長)も、ロシア政府の政策を厳しく批判している。

 具体的には、政府が、「ロシアからの撤退を決めた外国企業の資産を没収すると決めたこと」に反対したのだ。

 3月12日付CNN.co.jpを見てみよう。

 〈 ロシアで最も裕福な実業家ウラジーミル・ポターニン氏は10日、大統領府がウクライナ侵攻を受け
ロシア事業撤退を表明した企業の資産差し押さえを示唆したことに触れ、国を100年あまり逆戻りさせる措置だと警鐘を鳴らした。〉

 〈 ポターニン氏は金属大手ノリリスク・ニッケルの社長で、同社の筆頭株主を務める。
欧米企業や投資家に対して門戸を閉ざせば、1917年の革命以前の混乱した時代に逆戻りする恐れがあるとして、
資産接収に関しては極めて慎重に対応するようロシア政府に促した。

 ポターニン氏はテレグラムに投稿したメッセージで、資産接収に動けば
「今後数十年にわたって世界の投資家からロシアに不信感が向けられる結果になる」と指摘した。〉

 これまで、新興財閥にとってプーチンは、「自分の富を守ってくれる存在」だった。
ところが、ウクライナ侵攻後のプーチンは、「資産を没収される原因を作った迷惑な存在」になっている。

 彼らは、すでにウクライナ侵攻やロシア政府の政策に反対することで、「反逆者」になってしまった。
果たして外様新興財閥は、プーチンに黙ってつぶされるのだろうか? 
彼らの立場に立ってみれば、プーチン打倒を目指してもおかしくはない。

続く

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