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【新型コロナ】 全身の血管に炎症 「川崎病」のような症状出た子ども 新型コロナ関連で小児重症例が複数報告
- 1 :擬古牛φ ★:2021/02/25(木) 08:52:19.15 ID:???
- ★ 「川崎病」のような症状出た子ども 新型コロナ関連で複数報告
2021年2月25日 6時11分
新型コロナウイルスに関連して、全身の血管に炎症が起きる「川崎病」のような症状が出た
子どもが国内で複数、報告されていたことがわかりました。
いずれも回復しているということで、日本小児科学会などでは
「過度の心配は必要ないものの子どもが感染した場合などは数週間は注意してほしい」と呼びかけています。
これは日本小児科学会が学会のウェブサイトに日本川崎病学会と共同の文書を掲載して明らかにしました。
それによりますと、これまでに数は少ないものの国内で新型コロナウイルスに関連して
「川崎病」に似た症状などが出た子どもが複数、報告されているということです。
これらの症例は川崎病とは違い欧米で新型コロナウイルスが広がったあとに相次いで報告された
「小児多系統炎症性症候群」とみられ、下痢や発熱、それに発疹などの症状が特徴だということです。
いずれも治療によって回復したということです。
学会の関係者などによりますと、症状が出た子どもは新型コロナウイルスに感染していたか、
濃厚接触者だったとみられるということで、学会で詳しく調べているということです。
2つの学会では、過度な心配は不要だとしたうえで、子どもが新型コロナウイルスに感染した場合や
家族などに感染者がいる場合は、数週間は子どもの下痢や発熱、発疹などの症状に注意してほしいと呼びかけています。
NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210225/k10012884371000.html
▽関連リンク
●新型コロナウイルス感染症の小児重症例について
日本小児科学会
日本川崎病学会
小児における新型コロナウイルス感染症は比較的軽症で、多くの場合は治療を必要としないものです。
2021年2月23日時点で、国内において10歳未満の小児は約1万人、10歳代の小児は約2万人が
新型コロナウイルス感染症にかかっていますが、亡くなられた方の報告はありません。
その一方で、欧米を中心とした諸外国では、一定の割合で重症化する小児の患者が報告されています。
成人で肺炎が悪化し重症化する事が多いのとは異なり、「小児多系統炎症性症候群」と言われ
下痢、発熱、発疹などがみられ、心臓の動きが悪くなることがあるのが特徴です。
新型コロナウイルスに感染した回復期(2−6週後)に学童期以降の小児にこのような症状が認められる傾向があります。
国内でも感染者が増えた場合は、同様の例が発生することが危惧されていました。
今回、国内において少数ながら重症化した小児がいることが明らかになりました。
海外と同様に小児多系統炎症性症候群と考えられる患者さんも認められています。
しかし、患者数は少なくいずれも治療によって回復しています。
なかには、川崎病に似た症状を示す方や、川崎病の診断項目を満たす方がありますが、川崎病とは異なる疾患と考えられています。
川崎病と診断された患者さんを特別に隔離したり、以前に川崎病になった方が新型コロナウイルスに感染しやすいとか、
小児多系統炎症性症候群を発症することを心配したりする必要はありません。
過度な心配は不要ですが、子どもへの感染を防ぐためには、これまで通り日常生活において
周囲の大人が罹らないように、こまめに手洗いを行い、マスクを着用し、感染するリスクの高い状況を避ける事が重要です。
衛生行動がとれる小児の場合は、同じようにご指導ください。
お子さんが新型コロナウイルスに感染した場合、あるいは家庭内等に新型コロナウイルスの感染者がいる場合は、
数週間はお子さんの下痢や発熱、発疹、ぐったりするなどの症状に注意をしてください。
そのような症状がある場合は、診断をうけた医療機関にご相談ください。
また、普段と異なり調子が悪い時は、新型コロナウイルス感染症に限らず、
様々な病気が考えられますので、かかりつけ医にご相談ください。
日本小児科学会 http://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=129
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