【新型コロナ】島根知事、聖火リレー中止検討　広島知事ら問題提起に理解示す　東京での感染拡大防止対策がまだ足りないという問題意識

擬古牛φ ★

★島根知事、聖火リレー中止検討　広島知事ら理解示す

2021年2月18日 1:49

島根県の丸山達也知事が17日、東京五輪・パラリンピック聖火リレーの県開催分について
[「新型コロナウイルスの感染拡大が現状のままなら中止の検討をせざるをえない」と表明したことを受け、
中国地方の各県知事から発言が相次いだ。

広島県の湯崎英彦知事は「感染を抑え込んでいる地域も実際には大きな影響を受けている。広島県も同じ状況が発生した」と述べ、
「国に対して十分な手当てが行われているか考えていただきたいとする気持ちはよくわかる」と丸山知事の問題提起に理解を示した。
丸山氏が聖火リレーに協力できないとする姿勢を示したことについては
「それぞれの地域で判断するもので私がコメントするものでもない。（広島県として見直しは）今は検討していない」とした。

岡山県の伊原木隆太知事は「（丸山氏）自身が熟慮された上で考えを示したのだろうと思う」とのコメントを出した。
そのうえで聖火リレーを巡っては「徹底した感染防止策を講じるなど安心できる体制を構築できるよう、
関係各所と連携をとりながら適切に準備を進めていきたい」とした。
五輪についても「国を挙げての（感染拡大防止対策の）取り組みの成果に期待しており、無事に開催されることを望んでいる」との考えを示した。

鳥取県の平井伸治知事は県庁で記者団の取材に応じ「丸山知事と昨日から話をしていないし、同調しているわけではない」と
前置きした上で、鳥取で5月に計画されている聖火リレーについて「5月の段階では、有名人が出たり、
音楽やダンスもある大々的なセレモニーは難しくなった。大幅に変更する必要がある」と一定の理解を示した。

新型コロナの感染が始まった昨年3月ごろから、聖火リレーの実施に向けた契約など「鳥取としては具体的な準備は止めている」という平井知事。
丸山知事が大都市で疫学調査などの対策が不足していると批判したことについて、
「知事会としても疫学調査の重要性を認識しており、全ての地域で行われるよう政府に強く要望している」と述べた。

山口県の村岡嗣政知事は丸山知事の発言について「東京での感染拡大防止対策がまだ足りないという問題意識があり、
検査体制や積極的疫学調査をもっとしっかりやるべきだとの思いからの発言ではないか。
感染防止対策をしっかり講じることの重要性を言われたのだと思う」と述べた。
聖火リレーは福岡、山口、島根とつながれる予定になっており、山口県については「当初の予定通り準備していく」と話した。

日経新聞　https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69189020X10C21A2LCC000/

【新型コロナ】 島根知事、聖火リレー中止検討 広島知事ら問題提起に理解示す 東京での感染拡大防止対策がまだ足りないという問題意識

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